先日(8月28日)、安倍総理が辞任の記者会見を開かれました。先ずは7年8か月に及ぶ政権運営、大変お疲れ様でした。またありがとうございました。潰瘍性大腸炎は大変な難病です。早く回復されることを願っております。
さて、今後の中小企業施策(資金繰り、資金調達施策)の動向について解説してみたいと思います。
結論としましては、私見ですが、急激に大きく変わることはないと思います。以下、その説明をいたします。
先ず、次期の総理は誰になるか?という点ですが、候補としては菅さん、岸田さん、石破さんが最有力候補のようですね。河野さん、小泉さんの人気も高いようですが、さすがにどうなんでしょうか?
私の個人的な意見ですが、現在の施策の継続性を望むのなら、やはり菅さんなのかな~って感じております。しかしながら、いずれ総選挙がありますから、人気取りのために、官房長官を河野さん、副官房長官を小泉さん(又は別の要職か?)・・・っていうもの悪くないかな~と勝手に思っています。
そして、それになりに近いうちに(支持率が高いうちに)解散総選挙に打って出る。また、いずれ、安倍さんが外務大臣で閣僚に復帰!なんてことはさすがにないかな(苦笑)。
こういう路線でしたら、安倍内閣がやってきた施策は引き継がれると思います!もちろん、岸田さんも安倍さん側の立場だったので、引き継がれると思います。ただ、岸田さんは、ハト派、財政再建派であることは周知の事実です。やはり、安倍さんとは経済路線が違うのでしょうか。
そして、人気の高い石破さんですが、選挙対策としては良いのかもしれませんよね。ただ、党内でどれだけの求心力があるのか、私はよく分かりません。
石破さんの政策ですが、2018年のときに公表された石破ビジョンが有名です。
当時、「具体性がなく、よく分からない」と言われました。正直、よく分かりません・・・。(確かにテレビなどで石破さんの話を聞いてもいつも具体性がないような気がします。だけどあの話し方に言いくるめられてしまうような・・・。)
WIKIで石破さんの経済政策を調べてみると以下のようなことが書かれていました(一部抜粋)。
まあ、これもWIKIですので、これがすべてだとは思いません。ただ、安倍さんとは異なる経済政策のような気がします。
もっと現実的な話をしていきましょう。
私は財務コンサルタントとして22年間、中小企業施策を見てきましたが、安倍内閣が実施してきた施策が最もインパクトがあって、実行性があり、俊敏性がありました。特に、民主党政権下における施策と比較すると余計そう感じます。
アベノミクスは、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」で構成されていました。
「成長戦略」の「日本産業再興プラン」/「中小企業・小規模事業者の革新」には、以下のようなことが書かれていましたね。
これまでの安倍政権はこの方針で迅速に中小企業施策を実施してきたと実感しております。
ものづくり補助、持続化補助、IT補助などの創設・実施、そして申請資料の簡素化なども安倍政権です。認定支援機関制度や金融機関、士業・専門家、支援団体による三位一体による中小企業支援スキームなど、これら安倍政権によって特に強化されました。創業支援の充実(創業融資の緩和・拡充、創業塾の実施など)、経営力強化資金や再チャレンジ制度、再生・事業承継制度の拡充、経営者保証ガイドラン、金融検査改革なども同様です。他の自民党政権では成しえなかった施策が多いと感じています。
他の自民党政権時代も民主党政権と比べると施策は充実していたものの、安倍政権と比較すると、インパクトや実行性に欠けます。
そして、たとえ石破さんが総理になっても、この流れが急激に変わることはないと想像します。来年度の本予算に関しては、今月(8月~9月?)中に、概算要求が出されて、12月末までに閣議決定がされます。これから総理になる方が来年度予算に何かしらのカラーを押し出すのはちょっと難しいのではないか、と想像いたします。さらにその翌次年度本予算で特色が出てくるかもしれませんね。早くても次年度の補正予算から!?
つまり、この1年くらいは、さほどこの流れが大きく変わることがないと想像いたします。よって、コロナ関連施策に大きな変動もないでしょうし、その他の中小企業施策に関しても踏襲されると思います。
ただ、やはり、次期総理も自分なりの経済政策(中小企業施策)の考えを持っていると思われますので(そう思いたい!!(苦笑))、いずれ、そのカラーが鮮明になってくると思います。悪くても、従来の自民党政権がやってきたように、無難に予算を割いて、中小企業施策は打ってくれると思いますが、安倍さんのようなインパクトを感じるかどうか何とも言い難いです。
何だかとりとめのない内容になってしまいましたが、いかがでしょうか。
あくまでも吉田の私見であり、想像です。
<確認して下さい!>



