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イノベーションコンサルな日々

仕事に研究に人生に一歩一歩

 MNP(モバイルナンバーポータビリティ)が開始して、1ヶ月半以上が経過していますね。

 MNPを利用したキャリアの変更がニュースで取り上げられていますが、数十万契約の規模では、全体の1%にも満たないので、シェアを大きく変動する程の動きにはなっていないようです(NTTドコモの純減は驚きましたが)。

 自分自身はNTTドコモを5年以上使用しています。今回のMNPを少し利用しようかなと思う時もありましたが、結局変更する予定はありません。


 というのもやはり各キャリアのサービスは似通っているために、変更するメリットを大きく感じないからです。現在のNTTドコモで他社のサービスは網羅されていますし、基本的に使い慣れている状況なので、変更するリスクの方が大きいのではと思ってしまいます。


 ならばキャリアの方への要望がないかというと、最近ウィルコムが力を入れているW-Zero3(いわゆるスマートフォン)のようなビジネスでも使用できて、かつi-modeなどの現在のサービスも使える端末を出して欲しいと思っています。

 現在NTTドコモからもスマートフォンは販売されているのですが、i-modeを中心とするサービスを使用することができません。この場合、乗り換えてしまうと、プライベートでの使用に大きな影響が出てしまいます。かといって2つ持つのは正直しんどいです(ウィルコムを買えないのもこの原因からです)。 

 ただ、スマートフォンの市場参入が増加しているので、実現も近いのではと期待する日々です。

 技術経営の研究を進めるにあたり、お薦めの書籍を紹介したいと思います。

 前回も記載しましたが、この分野は欧米の方が研究が進んでいることもあり、基本的には洋書で代表的な書籍を購読されることをお薦めします。


 今日は、日本語にも翻訳をされている書籍として、イノベーションの経営学 を紹介します。この書籍は、ジョー・ティッド、キース パビット, ジョン ベサントといった技術経営の代表的な3人の研究者によって執筆されています。書籍の内容は、イノベーション・プロセス、国の競争優位、競争戦略、顧客マネジメント、研究開発組織体制など多岐に渡ります。

 この書籍の良い点は、今までに行なわれてきている代表的な研究をベースに各章の記述がなされており(レファレンスあり)、自分が研究を進める上で、土台となる研究をしっかりと理解することができます。また、さらに各章ごとに現在の研究の世界的な進捗度合いを紹介しているため、自分の進めたい研究の位置づけなどの確認にも役立ちます。この一冊を読破することで技術経営の全体像と基本的な考え方を理解できると思います。 

 ただ、その一方で研究者視点で書かれているために、いわゆる産業界の方が執筆するような、企業ですぐに役に立つ考え方としての視点とは異なることは注意が必要です。あくまで研究の本としてお薦めです。

 最後に洋書のタイトルは、Managing Innovation: Integrating Technological, Market And Organization Changeになります。


 ちなみに最近の考え方として、技術経営=イノベーション経営との認識が強いのではないかとと実感しています。イノベーション自体の定義が広がっていることもあるかと思いますが、イノベーションが連続的イノベーションと不連続イノベーションに区分されて検討されていることからも、革新的なものだけがイノベーションと認識されているわけではなさそうです。

 12月は忘年会の季節です!

 今週の金曜日に友人と会うので、良さげなお店を予約しようとしていますが、全然予約できません。

 (社会人の忘年会が開催されそうな場所で探していることも要因としてあります)


 今年は、自分の所属している組織として言うと、会社と学校でそれぞれ忘年会があります。

 会社だと、充分若手に入るのですが、学校では少々上の部類になります。

 会社の忘年会は基本的にチームの仲が良いので、いつも盛り上がります。仕事では、論理思考をフルに活用し、プロジェクトをこなしている上司や先輩も飲みの時間帯は楽しい人になります。ただ、職業柄、お店のサービスや回転率にはなぜか注目をしてしまいがちです。

 学校は、忘年会の参加は初めてですが、今までの飲み会での印象では、やはり若い人も多いので、とことん楽しんで飲むことや、これからの夢などを語ることが多いです。


 2つの組織に所属することで、2つの組織文化を実感しながら日々過ごしています。

 仕事で新しいプロジェクト(PJ)が始まりました。

 今まで行なってきたPJは主に事業戦略立案、事業性評価、新規事業戦略立案が多かったのですが、今回は社内システム合理化のPJです。専門とぴったり一致するわけではありませんが、新しい分野に取り組むことはとても勉強になります。特に新卒でコンサルティングファームに入社した場合に分かりにくいのが、いわゆる会社の仕組みです。クライアントとチームを組んで進めるとはいえ、社内システムについて詳細に把握する機会は多くありません(僕の今までのPJのテーマでは)。

 今回は社内システムの動向を効果的に把握して進めるPJなので、非常に勉強になっています。

 今日はK-1を見ました。K-1は昔からずっと見ているからか、毎年なぜかちゃんと見てしまいます。

 今回はピーターアーツの勢いが非常に良かったと思います。

 K-1の醍醐味であるKO勝利を勝ち取っていたこともそうですし、やはり未だに現役で戦うことができている強さを感じることができました。

 ただ、ワンデートーナメントの仕組みによって、怪我をしてしまった場合にはリタイアしてしまうのは残念です。怪我をしないのも強さかもしれませんが、本当に勝ち残った選手だけが戦えるように、準々決勝や準決勝ごとに日を改めても良い気がします。これは同時に、1試合に全てをかけられるので熱い戦いにもなるのではと感じます(今は決勝までを考えて戦わねばならないため)。

 PICMETにABSTRACTを提出し、無事に認めてもらうことができました。次はFULL PAPER(きちんとした研究論文の形にすること)の提出です。

 ここでPICMETとは、Portland International Conference on Management of Engineering and Technologyの略称でして、技術経営に関する世界最大の国際会議として認められています。

 開催は毎年8月あたりになります(開催場所はPortlandと他の地域の交互です)。ただ、前年の11月末にはABSTRACTの提出、開催半年前の2月頃にはFULL PAPERを提出する必要があるため、早い段階での準備が必要です。当然”査読あり”の学会です。

 

 自分が発表予定の研究は、まだ完成しているわけではなく、データやケースによる検証をさらにきちんと詰めていく必要があります。不安もありますが、2月の提出に向けてできる限り頑張りたいと思います。査読に通ると嬉しいです。


 ここで査読とは、学会で研究発表する際に、事前に発表内容に対してレフリー(学会主催者が決定するその分野の審査員かつ専門家)の審査があることです。一般的に国際学会は査読ありのものが多いです。査読を行なうことで学会の質を保つことができます。逆に査読なしでは基本的に審査はありません。

 査読のある学会では、事前にFULL PAPERを提出し、審査を受け、必要に応じて修正をする流れです(却下も当然あります)。そのため、締め切りが早くなっているのです。

 近頃、漫画にもはまっている僕ですが、去年から今年にかけて一番読んだのはやっぱりデスノートです。

 デスノートの魅力はなんといってもその論理性にあると思います。キラ、Lの考えを追うだけでかなり論理力を鍛えることができます。ぜひ家に集めてゆっくりを時間をかけて読み返して欲しいです。読むたびに発見があります。

 総集編としての位置づけの13巻では、内容の解説が行なわれているわけですが、そこでは答えしか書いていないので、要注意です。

 ちなみに多くの人が言っているように月とLが戦っている時が一番好きです。

 

経営コンサルタントの仕事の特性上、記事や論文の執筆による情報発信は非常に重要です。執筆を行なう目的は次の3つに集約できると思います。

 ・論文・記事にまとめることにより、自分の知見を整理する

 ・産業界への学問的・実効的価値を生む(同時に市場価値を認識する)

 ・クライアントへのPRとして訴求する

 3つとも非常に大切な目的です。3つが満たされなければ情報発信の意味はないと思います。

 で、特に企業のマネジメント層にとって重要なのは3つ目です。コンサルティングファームが提供するるサービスは成果が目に見えにくいものであり、一方で、クライアントによって保有する課題は異なるため、直接営業をかけることは適していません(いわゆるプッシュ型)。そのため、常に自分たちの提供できる価値の裏づけとなる情報を発信し、クライアントへじわじわと訴求する必要があります。

 これはコンサルティングファームとしての価値を挙げることもそうですが、個々人がその専門分野においては、直接指名されることにもつながります。

 現在執筆中ですが、仕事をしながらなので大変です。

 僕が行なっているイノベーション・マネジメントの研究もいわゆる技術経営(MOT)のカテゴリーに属します。

 技術経営とは、その名の通り、技術をいかにマネジメントしていくかを追求しており、もともとは「競争力のある技術を保有している企業が市場での競争に勝てないのはなぜか」という問題意識から始まったとされています。イノベーションは近年では技術経営とほぼイコールになっており、市場・技術動向の把握・予測、イノベーションコンセプトの策定、資源の獲得方法などイノベーション・プロセスに沿って、いかに効果的にイノベーションを生み出していくかの研究が進んでいます。

 日本にはまだまだ浸透してきたばかりであり、考え方・フレームワークの多くを欧米の研究者に学んでいるのは事実です。ちなみに欧米では20年前から研究されています(一方で日本は当時はバブル期です)。

 これから日本の技術経営が学問性・実効性の両面で進化して欲しいと願っています(自分もその一翼を担えると嬉しいです)。日本は強い技術を多数保有しているので、相乗効果は生めるはずです。

ブログを開設することにしました。

自分の日々を振り返ると同時に、もし多くの人の参考になれば嬉しいなって思っています。

タイトルにもあるように、仕事と研究のことが主になると思いますが、趣味や日々の出来事も書いていければと思います。

今後、よろしくお願いします。