N響オーチャード定期第129回を聴いて | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風

今朝は、6日(土)の午後に

 

開催された表題のコンサートの

 

模様について。

 

なお、4月末開催の第128回は、

 

家内が入院中ゆえ欠席したので、

 

前々回(3月初め)以来だ。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

会場のみなとみらいホールの

 

建物に入ったのは14時30分を

 

1~2分過ぎたころ。

 

開場直後なので、行列がまだ少しだけ

 

残っていた。

 

 

(入り口手前の通路に

 あったポスター)

 

 

プログラムを貰って、会場入り。

 

 

(ホール内の様子)

 

 

 

コンサートの概要は以下のとおり。

 

★ 出演者

 

 ● 指揮:秋山和慶氏

 ● ピアノ:アレクサンダー・ガジェヴ氏

 

★ 曲目

 

 ● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番

    ハ短調 作品37  

 

 (休憩)

 

 ● ブラームス:交響曲第4番 ホ短調

      作品98 

 


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14時50分頃から、ステージにて

 

恒例のプレトークがあった。

 

MCは、音楽評論家の舩木篤也氏。

 

ゲストは、本日指揮をする秋山氏。

 

トークの内容は、秋山氏の

 

ブラームスとの出会い等について。

 

最初にブラームスを聴いたのは、

 

小学生3、4年生の頃だったらしい。

 

曲は交響曲3番。

 

余り馴染めなかったそうだ。

 

ガジェヴ氏とは2023年に

 

共演したことがあるとのこと。

 

また、指揮者として大事なことは

 

との問いに、

 

相手に言葉でというより

 

手(目、身体)の動きで

 

心を伝えることと答えておられた。

 

 

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以下、本番について。

 

 

★ ピアノ協奏曲第3番について

 

最近は自宅でクラシック音楽を

 

聴くことから遠ざかっている。

 

ベートーヴェンのピアノ協奏曲では、

 

やはり人気のある(?)第3番から

 

第5番が好きだ。

 

第3番も過去幾度となく聴いている筈だが、

 

どんなメロディだったか思い出せない。

 

よって、演奏を聴いて曲名を

 

当てるのは筆者には至難の技。

 

今回も、冒頭のヴァイオリンが奏でる

 

第1主題を聴いて、<ああ、この

 

曲だったか。>と思い出した次第。

 

 

皆さんが最も知りたい(であろう)

 

ガジェヴ氏の演奏内容については、

 

筆者の手に余るので、

 

全く触れない。

 

 

なお、アンコール曲は、ショパンの

 

マズルカ 嬰ハ短調 作品63-3

 

だった。

 

メロディにおぼろげな記憶があったので、

 

もしかするとショパンかなとは思ったが、

 

どの曲かは分からなかった。

 

 

★ ブラームス交響曲4番について。

 

この曲も耳にタコができるほど

 

聴いている。

 

それにしても、秋山氏、1941年生まれ

 

の御年84歳の筈なのに

 

お元気そのもの。

 

両曲合わせて80分近い

 

長時間、右腕を中心に左腕や

 

身体を動かし続けたのに、

 

特に疲れた様子は見受けられ

 

なかった。

 

ただ、ステージの中央から舞台の袖に

 

下がる際の歩みは些かゆっくり

 

されていて、お年齢(とし)相応に見えた。

 

なお、アンコール曲は、

 

モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」

 

序曲 K492だった。

 

 

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今回のコンサートマスターは、

 

プログラムによると、

 

長原幸太氏という方だったようだ。

 

もしかしてN響初登場だろうか。

 

プログラムの団員リストによると、

 

● 特別コンサートマスター 篠崎史紀

● 第1コンサートマスター 郷古 廉

● ゲストコンサートマスター 川崎洋介

 

とあった。

 

ということは、長原氏は今回

 

助っ人として登場?

 

なお、第1コンサートマスター就任の

 

郷古氏は、これまで何度かオーチャード

 

定期に出演していた(筈)。

 

追って、コンサートマスターを

 

務めておられた伊藤亮太郎氏は

 

年度末に退団されたようだ。

 

         

 

(カーテンコール。アンコール曲

演奏のあと。)

 

 

 

             <以上>

 

 

<参考>

 

★ アレクサンダー・ガジェヴ氏

 

 1994年12月生。イタリア出身の

 ピアニスト。

 2015年、第9回浜松国際ピアノ

 コンクール優勝。2018年、モンテカルロ

 のワールド・ピアノ・マスターズ優勝。

 2021年7月、第12回シドニー国際ピアノ

 コンクール優勝。同年10月、第18回

 ショパン国際ピアノ・コンクール第2位。

 これまでに、ルイージ指揮RAI国立響、

 ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管などと

 共演。この6月にはメータ指揮フィレンツェ

 5月音楽祭に登場。

     (以上、プログラム及びwikiより)

 

 


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コンサートの余韻の道に紅蓮(べにはちす)

 

             詠み人:樺風