2023年12月に詠める Vol.1<基本>
ブログ記事に添えたものです。
例によって、今後手直しの
可能性が大です。
なお、必要により見出しを
付けています。
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<<短歌>>
売る前はもつと上がれよユーロ円売つてしまえば下がつてくんろ
飲み会と無縁に過ごしほぼ四年忘れかけてる夜の巷を
カレンダーブーランジュリーに忘れたり翌朝に聞く「あります」の声
映画館六年ぶりに入場すさすがに無かつた煙草くささは
いつになく充つるトラフグ水槽に年の瀬迫るトレインチ前
カレンダー不足解消の一助にとぴあより日経美術展誌は
(クリスマスを控えて)
異教徒のくせに購入モモ焼きを千円越えにお目々白黒
(クリスマスプレゼント)
やうやくに復活加和志湖ライブカメラ南の村よ立岩湖に是非
<<俳句>>
(ライブカメラ故障中)
加和志湖は見えぬままなり冬の月
ものもこともなべて値上げや石蕗の花
開戦日手に汗頻りの王座戦
膝の老い覚えて佇てば冬椿
帰省子を送りて戻る星寒し
(家の外周大掃除)
ムスカリは絶えたり冬日柔らかし
(暮れが押し迫って)
店開きまだ笹鳴きの飾売
<以上>