2023年立冬の前後に詠める | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風

(2023立冬の前後に詠める(俳句))

 

 

今朝は、「立冬の前後に詠める(俳句)

 

を掲げる。

 

「立春の前後に詠める(俳句)」以来、

 

3期ぶりだ。

 

全くの突貫工事ゆえ、
 
修正・追加などの可能性大。

 

 

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(松原湖高原にて)

 

傾ぐ日や枝に干からぶ小梨の実

 

回転刃蹂躙せし地に群(むら)茸(再掲)

 

立岩湖逆さ紅葉に紛ふ浮子(再掲)

 

 

(都内にて)

 

秋陽射す厨に揚げる雪鱒を

 

理髪師に短くと請ふ暮の秋

 

 

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(『永遠のローマ展』へ)

 

公園の人込み縫うて美展へと

 

悪相のカラカラ帝や『ローマ展』

 

『ローマ展』恥ぢらふヴィーナス尻固し

 

美展出づヴィーナス柄の菓子箱と

 

気遣うて歩む公園薄紅葉

 

 


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(円安)

 

昇竜のごときユーロや冬立ちぬ

 

冬日背に急ぐカレンシーショップへと

 

(自宅にて)

取り出せば落ちて微塵の焼芋器

 

(ライブカメラ)

冬枯れし筈の加和志湖黒きまま

 

(松原湖高原にて)

虎刈りの七難隠して楢落葉

 

 

 

 

                  <以上>