【転載】バンドゥーラ奏者・カテリーナさんの福島での演奏の記事を見て | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風

今朝は、昨日(2022.03.12)付けの

 

日経朝刊の社会面に載った記事から。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

記事の内容は、ウクライナ出身の

 

バンドゥーラ奏者、カテリーナさんによる

 

演奏会について。

 

 

 

 

東日本大震災の起こった11年前の

 

3月11日と同じその日、

 

津波に襲われた福島県いわき市沿岸の

 

「道の駅よつくら港」にて行われた

 

犠牲者への祈りをささげる演奏会とのこと。

 

 

カテリーナさんは、

 

同じくバンドゥーラ奏者のナターシャ・

 

グジーさんの妹さん。

 

(注:ナターシャさんについては、以前の

 筆者ブログ記事にて、ごく軽く

 触れたことがある。)

 

お二人とも、ウクライナのチェルノブイリ原発の

 

近くの町で生まれ育ったものの、

 

原発事故により故郷を捨てざるを

 

得なかったという経歴の持ち主。

 

 

記事によれば、カテリーナさんは、

 

19歳で来日、2016年以降、

 

福島を応援しようと毎年のように

 

いわき市で演奏してきた

 

とのこと。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

姉のナターシャさんは、

 

妹さんより何年か早く来日し、

 

バンドゥーラ奏者として活躍してきた。

 

 

筆者は、YouTube動画を漁る中で、

 

5、6年(?)前頃にたまたま

 

姉のナターシャさんの演奏動画を知り、

 

ほれ込んだ。

 

妹のカテリーナさんのことを知ったのは、

 

そのずっとあと。

 

別のNET情報によれば、ナターシャさんが、

 

妹さんに<日本に来たら>と

 

呼んだらしい。

 

 

YouTube上にある彼女らの動画の

 

すべてを見たわけではないが、

 

とりわけ、気に入っているものは、

 

ナターシャさんの、

 

★ 福島の原発事故と避難のこと

★ いつも何度でも

★ 防人の詩

★ 瑠璃色の地球

★ Song of the Birds(鳥の歌)

★ 秋桜(コスモス)

★ 少しは私に愛をください

 

など、など。

 

その愁いを帯びたバンドゥーラの音と

 

悲しみに裏打ちされた透明感のある

 

歌声に大いに惹かれた。

 

 

一方、カテリーナさんの歌は、

 

ナターシャさんよりやや明るい歌声か。

 

動画数は姉さんよりまだ少ないが、

 

よく知られた歌では、

 

★ 翼をください

★ 涙そうそう

 

などがある。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 


この度のロシアによるウクライナへの

 

侵攻が始まって以来、

 

ウクライナの人たちや彼女らの心中に

 

思いをいたしながら

 

何度か彼女らの歌に耳を傾けてきた。

 

 

なお、記事によれば、

 

「ウクライナの首都キエフにいた母は、

 

ポーランドへ脱出し、日本で一緒に

 

暮らすために近く迎えに行く」

 

とのことだった。

 

少しだけホッとした。

 

 

 

                 <以上>

 



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早く来い平和よ春の草原に

 

                詠み人:樺風
 

 


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