今朝は、昨日買った表題のMOOKについて。
昨年版に続き、2度目だ。
今年、国内で開催される主要な美術展を
写真付きで紹介している。
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昨年は、コロナのせいで、
中止、延期となった美術展が
少なくなかった。
例えば、是非行きたかった
● 「クロード・モネー風景への問いかけ
オルセー美術館・オーランジェリー美術館特別企画」
など。
翻って、今年はどうか。
本誌をざっと見て、行きたいと思った
主な美術展は、以下のとおり。
(注:会期は、都内の美術館のもの。)
★ 欧米絵画関係
● 「メトロポリタン美術館展」
@大阪市立美術館 開催中~1/16
@国立新美術館 2/9~5/30
「ヨーロッパ絵画部門に属する65作品
が来日。」「フラ・アンジェリコ、ラファエロ、
カラヴァッジョ、フェルメール、ゴッホなど、
初期ルネサンスの絵画から19世紀の
ポスト印象派まで」。
● 「ドレスデン国立古典絵画館所蔵
フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
@東京都美術館 1/21~3/25
その後いくつかの美術館を巡回。
目玉は、「フェルメールの初期の傑作『窓辺で
手紙を読む女』(修復後)。塗りつぶされていた
キューピッドの画中画が修復により復活。
● 「イスラエル博物館所蔵 ピカソ ひらめきの原点」
@パナソニック汐留美術館 4/9~6/19
その後いくつかの美術館を巡回。
最初期の1900年前後から亡くなる3年前の
70年までの版画作品、油彩画、ドローイング、
写真。「青の時代」の「貧しき食事」など。
● 「スコットランド国立美術館 THE GREATS
美の巨匠たち」
@東京都美術館 4/22~7/3
その後、いくつかの美術館を巡回。
ラファエロ、エル・グレコ、ルーベンス、
ベラスケス、レンブラントら。
さらにこれまで取り上げられる機会が
少なかったイギリス絵画、特にスコットランド
出身の画家の作品を紹介。
● 「国立西洋美術館リニューアルオープン記念
自然と人のダイアローグ フリードリヒ、
モネ、ゴッホからリヒターまで」
@国立西洋美術館 6/4~9/11
ドイツ・エッセンにあるフォルクヴァング美術館との
共同企画。印象派とポスト印象派を軸に
100点の絵画などを紹介。
● 「ボストン美術館展 芸術×力」
@東京都美術館 7/23~10/2
ボストン美術館の多彩な所蔵品から
芸術と力に焦点を当てた約60作品。
遣唐使・吉備真備の活躍を描いた
「吉備大臣入唐絵巻」などが里帰り。
★ 日本画等関係
● 「北斎 ー大英博物館所蔵作品を
中心にー」
@サントリー美術館 4/16~6/12
大英博物館が所蔵する北斎作品をメインに、
国内所蔵の肉筆画を交え、北斎の画業の
変遷を紹介。
● 「東京国立博物館創立150年記念
国宝 東京国立博物館のすべて」
@東京国立博物館 10/18~12/11
同館が所蔵する国宝89件すべてを展示。
等伯『松林図屏風』、光琳『風神
雷神図屏風』など。
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このほか、次の美術展も候補に
入ろう。
これは、株主優待券の活用だ。
● 「ミロ展ー日本を夢見て」
@Bunkamura ザ・ミュージアム
2/11~4/17
その後いくつかの美術館を巡回。
日本への憧れを表現した初期作品から
代表作、さらに日本で初めて紹介された
作品など。
総体として、今年は美術展好きにとって、
昨年よりもよい年になりそうだ。
<以上>
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囲碁打てばいつしか雑煮の冷めにけり
詠み人:樺風