今朝は、昨日行われた
棋聖戦第6局(2日目)の模様について。
囲碁関係が続くが、ご容赦。
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第2局のときと同様、朝の9時から
夕方17時半過ぎの終局時まで、
書斎にて「日本棋院囲碁チャンネル」
(YouTube)の対局動画を見つづけ。
9時間に及ぶ長丁場なので、
途中、コーヒーを淹れたり、
食事をとったり、自分で対局したり
しながらだが。
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対局者は、井山裕太棋聖と
挑戦者の一力 遼九段。
★ 第1局 挑戦者一力九段の白番
中押し勝ち
★ 第2局 井山棋聖の白番中押し勝ち
★ 第3局 挑戦者一力九段の白番
中押し勝ち
★ 第4局 挑戦者一力九段の黒番
半目勝ち
★ 第5局 井山棋聖の黒番中押し勝ち
このタイトル戦は、全7戦のうち
4勝すればタイトル維持/奪取なので、
第4局が終わった時点で、井山棋聖は、
いわゆるカド番となった。
だが、井山棋聖はカド番に強いとの
一般的評価。
井山棋聖は、評判のとおり、
第5局は終始優勢の内に対局を進めて、
2勝目を挙げた。
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そして、一昨日、昨日の第6局。
井山棋聖は、先に地を稼ぎ、
中央の大石が生きれば勝ちという
シノギ勝負を選択。
手に汗握る進展だったが、
無事凌ぎ切っての中押し勝ち。
(初日最終図)
(注:「日本棋院囲碁チャンネル」より
キャプチャー。以下も。)
(2日目の中盤)
図の上辺から中央にかけての
白の大石が生還できれば勝ちという
シノギ勝負となった。
(2日目最終図)
帰趨のはっきりしない一手一手がつづいたが、
白は、左辺の白数子を犠牲(振り替わり)にして、
件の大石は下辺の黒6子を取って生還。
地が足りない一力九段は、やむなく投了。
結果、3勝3敗のタイとなり、
決着は、最終第7局に持ち越された。
なお、地では、白が15目程度は
上回っていたようだ。
<以上>
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見つづけて目薬遅春の書斎にて
詠み人:樺風
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