みなさま、こんにちは。
札幌のFPふきこです。
9月に入り、札幌は朝晩がすっかり涼しくなってきました。
北海道は、
一番最後に夏が来て、
一番最初に秋がやって来ます(笑)
さて、大分涼しくなってきたので、
片づけや掃除もはかどる季節です。
何しろ冬は、
窓を開けて掃除などすると、
物凄く寒いものですから秋のうちに大掃除が
おススメでございます。
とはいえ、
お片付けや整理整頓は実は私も苦手です。
でも、そうも言っていられないのが、
有名な「ブロークン・ウィンドウズ(われ窓)現象」
というものです。
一台の「窓の割られた自動車」を街に放置しておくと、
その近隣では急激に他の凶悪犯罪が増える、
悪の連鎖反応です。
次々と不法投棄がされるものですし、
自分も靴をきちんと揃えなくては、
と気を付けるのですね。
実際に2001年には、
札幌中央署がこの割れ窓理論を採用し、
割れ窓を違反駐車に置き換えて、
すすきの環境浄化総合対策として犯罪対策を行いました。
北海道内最大の歓楽街のすすきので
駐車違反を徹底的に取り締まる事により、
路上駐車が対策前に比べて3分の1以下に減少。
併せて地域ボランティアとの協力による街頭パトロールなどの強化により
2年間で犯罪を15%減少させることができたのです。
落書きやゴミなどを放置していると、
人間のモラルが低下し、
犯罪を引き起こしたりメンタルに悪影響を及ぼすのですね。
犯罪防止のためにも家族の身心の健康のためにも、
住まいの内外を整えておくのはとても重要なことです。
そこで、私が習った片づけのポイントを4つだけ。
①自分の価値観を明確にする
「どんな生活がしたいか」
「どんな人生を送りたいか」
「何が必要で何が不要か」
モノに埋もれないシンプルで心地よい暮らしへの近道です。
②無理に捨てない
いきなり収納用品を買わない
自分の価値観で手元に置きたいものを厳選してから、
その量に合った収納用品と収納方法を吟味する。
お金もモノも時間も無駄にしないために。
③自分のタイプに合う方法で
「見える収納が使いやすい」
「調理台には何も出しておきたくない」
などなど、
性格や好み、暮らし方に合わせるのが長続きのコツです。
④情報に振り回されない
次々と出る新しい情報・方法やグッズに飛びつかない
自分にとって必要な情報を選び取る目を養うことが重要
自分のライフプランを持ち、
家計や財産の管理を身に付けていくことに似ていますね。
日々の習慣化が必要なことと、
時にはプロの手を借りて客観的で的確なアドバイスを貰った方が、
効果的で早いという点も一緒です。
不要なモノが減れば、
モノを探し回る時間も節約になりますし、
掃除もしやすい。
重要な書類を紛失することも防げますし、
片付いた机の上だったら家計簿つけもはかどります♪
一石二鳥が三鳥四鳥にもなるのですね。
片づけとていねいな掃除を習慣化すれば、
さらにはダイエットにも・・・。
私もがんばります!(笑)
札幌では、
定期的に仲良しの整理収納アドバイザーの方に、
お片付けの秘訣をお聞きする機会を設けています。
来週の9/10(水)は、
お手持ちのお洋服をタンスの肥やしにしないための整理法などを
学びます。
札幌近郊の方は、
秋シーズンのお洋服を新しく買い足す前に受講されてみては
いかがでしょう。
全国の皆様も、
衣替えの際に是非クローゼットの整理に取り組んでみてくださいね。
「似たようなお洋服があった・・・」なんて、
ムダが省けます。