明治大学 紫紺館で日曜日の午後半日を使っての衛生士会。
第一回目「歯周病の診査、診断」をテーマに
講師の日本歯周病学会、国際インプラント学会(ICOI)
の佐野先生を講師にお迎えし、開催致しました。
5月には歯周病の認定医という事で
大変活躍され、何よりかなりの勉強家です。
そんな歯周病治療のスペシャリストを今回お迎えして
明治大学の紫紺館という素晴らしい環境の中で勉強会スタートです
大きさもちょうど良い感じ
参加衛生士さんが会場入りしまして、一気に華やかに
毎年1年間は、同じメンバーで学び合う勉強会です。
連続で来て頂いてるメンバーの中には3年、そして2年と
共に学んでます。
すごく勉強熱心
さらに今回は男性Dr3人も加わりました。
衛生士会は必ず事前アンケートをして、講師の方に聴きたい事や
臨床の悩みを書いてもらい、本番の時にそれに答えてもらったり、
実際の講習に組み込んで頂いたりしております。
今回一回目の内容は「歯周病の診査、診断」
ですが
アンケートに多かった”インプラント”メンテナンス法や、
検査、診査の仕方や、インプラントの周囲に粘膜炎(BOP+)の時の対応
インプラント周囲炎での対処の仕方も講習の内容に組み込まれてました。
さらに!!5月の「歯科評論」をご覧頂ければ
インプラント周囲炎の対応について,それこそ画期的な方法が載ってます。
今回の勉強会の内容が本になってます。
医院で今回はDHの勉強会とあり、Dr参加されてない医院さんは
ぜひ!ご覧下さいませ。
みなさん歯周病の治療前に、一歯一歯の歯周病「診断」されてますか?
そもそも「診断」は検査後に必ず組み込んでから
治療にあたっておりますか?
歯周病の検査
↓
すぐTBI、S.Cと治療に入っていませんか?
この間に「診断」
振るい分けを行って、治療計画立ててから
初期治療という流れで行っていく。
その事にフォーカスをあてた
4時間でしたヾ(@°▽°@)ノ
いくら「きちん」と治療してます。という所でも、
この部分がないと歯周治療は、ゴールがなかなか見えてこないと思いました。
初期治療して治らないという経験はありませんか?
最初の診断である程度の先の状態がわかると、
治療や、メンテナンスの対応がその時点で変わる
中等度~重度の歯周病は衛生士一人ではなく、
必ずドクターの出番が廻ってくるものです。
一緒に医院総出で、チームで歯周治療にあたるという事が
とても重要と今回ほど感じた事はありません。
また今回は2年ビジョンで、衛生士会で
「歯周病学会認定」が取れるまでのレベルにする。
そのためのトレーニング、サポートをするという「目標」と、
目指したい人は実際取れるように資料作り、学会の先生、認定衛生士さんの
アドバイス、勉強会、症例検討など。。
展開できるよう立ち上げメンバー、講師の先生と共通の目標を設定しました。
またブログで続き書きまーす