私が、iPhoneアプリの企画・開発に携わることが決まったときから、
ある予測と不安がありました。

『マーケティング情報が皆無』

よって、最初に企画したプロジェクトは、
売上を得るためのアプリでなく、マーケティングの情報を得る為のアプリでした。
現在、2本のアプリをリリースしています。

マーケティング結果は全ての内容は公表できませんが、一部。
・appStoreのSEO対策は必須。有効な手法もあり。
・審査のリジェクト発生は1回でも致命的(ある理由の為)。
・アプリの売上金だけでの運営はかなり難しい。
・国別のダウンロード傾向にかなり特徴があるため考慮するべき。
・今後は無料アプリケーションをメインに据えるべき。
・多言語対応は少々コストをかけてもするべき。

あくまでも、実体験上での私の感想なので、いろいろな意見があると思うが、
もう有料アプリのリリースは考えていません。

会社の業務としてやる以上、どんなシンプルなアプリでも、
最低の品質保障をすれば200万のコストがかかります(ウチのばあい・・・)
これを$1アプリとして償却するには・・・・。

来月、この経験などを活かし、勝負しにいくアプリをリリース予定です。
先行して、メディアや関係会社に営業をしかけていますが、かなりの手ごたえ。

プレッシャーもすごいんですけど・・・・



iPhoneでアプリを公開するとき、
サポート用(?)のサービスのURLを登録させられます。

ということは、そのページもやはり、iPhone用に最適化するべきですよね。。

とりあえず、iPhone用テンプレートのプロトタイプを作ってみました。

iPhone 開発雑記帳-sample


http://members.ytv.home.ne.jp/yokokyu/templ/


(ソース一式)

http://members.ytv.home.ne.jp/yokokyu/templ/templ1.zip


イメージとしては、iPhoneの基本画面の構成っぽく。


画面は固定。

メニューは画面下に配置し、常に表示。

btnタッチでコンテンツをhtmlloadして紫の部分に表示。

デザイナーさんに、これベースにデザインたのもっと。


まだ、webkitのマニュアルしっかり読んでないんで、

どんなライブラリがあるか、まだ知りません。


できるだけ、そういうの使わないで、

PC用サイトなどと共通化したいとかんがえてる。


ブラウザ判定はwebkitとかjs使ってcss出しわけじゃなくて、

やっぱりサーバサイド処理の方が、何かと便利そう。

面倒じゃなし。

前回の記事 で実機へのインストール方法を書きましたが、
ここでも、案外はまりました。

で、私がはまるイコール誰かもはまってるということで、
ビルド&デバッグインストールできないっていう人は以下をチェックしてみてください。

■コード署名IDがうまく選択されてない。
プロジェクトの情報のビルドタブのCode Signingのコード署名IDで、
Any SDkないし、Device iPhone OS 2.x のところ、きちんと突っ込んだ署名ファイルが選択されてるか。

■ Info.plistのBundle identifierの値がおかしい。
AppID作るときに指定した、Bundle identifierの値と同一になってるか。

■別のidentityが混ざってる。
xcodeプロジェクトを右クリックし、パッケージの内容を表示から、
project.pbxprojをテキストエディタで開いてみる。
『CODE_SIGN_IDENTITY』で、検索かけてみて、別のコード署名IDが混ざってないかチェック。
あれば、その行は全て削除する。

最後の『別のidentityが混ざってる。 ですが、
協力会社など、他の環境で作成されたプロジェクトを共有する場合に起きちゃうであろう問題です。
XCodeの現行仕様では開発チーム共通の情報とデベロッ パ固有の情報がごっちゃになります。
次のバージョンアップの時に改善されるかなー。