えーっと、
この処理、最初はうちの総務の方に頼んでたのですが、
案の定、はまったらしく、1ヶ月経っても終了報告はこず。。
痺れを切らした上司から、『お前がやれ』、と命令が。

で、
見事に私もはまりましたが、1週間ぐらいかかってやっと取得。

で、
こんどは実機へのデバッグインストールに再度はまり。
3日かかりました。

で、
こんなんじゃ、また新しい人が登録するときこけると
ドキュメント作成し、社内シェアする事に。

別に機密文書でもないので、公開します。
内容、間違えててもおこらないでね。


■iPhone Developer Programへの参加方法

1. Apple IDの取得
URL : http://developer.apple.com/iphone/pgm1/
※全て英語で入力のこと(全角文字が入らないように注意)。


2. iPhone Developer Programの登録

 iPhone Developer Centerに参加
URL: http://developer.apple.com/iphone/sdk1/
1で作成したアカウントで登録。
※ログイン可能になるまで時間がかかる可能性があるがしばらく待つ。

 iPhone Developer Programに登録
URL: http://developer.apple.com/jp/iphone/program/apply.html
スタンダードプログラムに登録。
登録料の振込情報がメールで送信されるので、振込を完了させる。
※iTunes Storeから購入することになるが、日本のiTuneseStoreから購入する場合、再度アカウント情報を一部日本語に編集することになる。(英語サイトから購入できるかも)
※メールが送信されるまで、1週間程度かかる可能性がある。

 アクティベーション
振込完了後、アクティベーションメールが届くので、記述されているURLに接続し、アクティベーションを完了する。
※エラーが発生し、アクティベーションできない可能性大。ほとんどの場合、アカウント情報の文字化けが原因なのでADCのサポートにメールでアクティベーションできない旨を連絡する(リージョンを日本語にすれば日本語のメールで問題なし)

以上で、完了。
記述以外でも、問題が発生する可能性があるが、悩まず直ぐにADCなどのサポートに問い合わせるのが無難。メールに対するレスポンスは早い(1日程度)。
 

■開発環境構築方法

1. Xcodeのインストール
ダウンロードURL: http://developer.apple.com/technology/xcode.html
※Mac OS X 10.5 Leopard以降が必要
普通にインストールすればOK。

2. iPhone SDK のインストール
ダウンロードURL: http://developer.apple.com/technology/xcode.html
※普通にインストールすればOK。
 

■Xcore設定(iPhone実機インストールの設定)

1. ローカル証明書の作成

 開発マシン(Mac)で、Finderから
アプリケーション>ユーティリティ>キーチェーンアクセス を実行。

 メニューバーより
キーチェーンアクセス>環境設定を選択。
証明書タブを選択し、OCSPとCRLが切になっていることを確認。
なっていなければ、切にする。

 メニューバーより
キーチェーンアクセス>証明書アシスタント>認証局に証明書を要求を選択。

 メールアドレス(自分のメールアドレス)とコモンネーム(iPhoneDevなど適当に)を入力。要求の処理はディスクに保存を選択し、鍵ペア情報を指定にチェックをいれ続けるをクリック。
鍵のサイズを2048bit、アルゴリズムをRSAにして、続けるを押下し、証明書の作成を完了させる。

2. iPhone Dev Centerに証明書を登録

 下記URLにアクセス
http://developer.apple.com/iphone/manage/certificates/team/index.action

 『Add Certificate』をクリックし、サイト下方の『Choose File』より、
1で作成した認証ファイルをアップロードする。

 再度http://developer.apple.com/iphone/manage/certificates/team/index.actionにアクセスし、出来あがったレコードのstatusがIssuedになるまで1分程待つ。
Issuedになるとダウンロードボタンが出現するので『Download』をクリック。
ダウンロードした証明ファイルをクリックしXcodeで実行するか、xcodeアイコンにドラッグする。
 

3. デバッグ用端末の登録

 開発マシンとデバッグ用端末をケーブルで接続し、XCodeを起動する。初回起動時は開発端末に登録するかといった内容のメッセージがでるので登録する。
メニューバーより、ウィンドウ>オーガナイザ を起動。
左メニューのdeviceより接続している端末表示に緑色のアイコンが表示されていることを確認し、その端末をクリックする。
40文字のidentifierをコピーしておく。
※iTunesでもidentifierを確認できるが、文字が表示しきれない、コピーできないという問題があるので、XCodeで確認する。

 下記URLにアクセス。
http://developer.apple.com/iphone/manage/devices/index.action

 『Add Device』をクリックし、Device Nameに適当な名前、Device IDに上でコピーした、40文字のidentifierを貼り付け、submitを押下する。

4. App IDの作成

 下記URLにアクセス。
http://developer.apple.com/iphone/manage/bundles/index.action

 『Add ID』をクリックしApp ID NameとApp ID (Bundle Seed ID + Bundle Identifier)に適当な値を入力し、submitをクリック。
※App ID Nameは表示名なのでわかりやすい名前を入力。
App ID (Bundle Seed ID + Bundle Identifier)は特別な理由がない限り(開発チームにより認証を分けたいなど)、『*』にする。*以外にすると後々面倒になる。


5. iPhone端末インストール用証明ファイル(Provisioning Profiles)の作成

 下記URLにアクセス。
http://developer.apple.com/iphone/manage/provisioningprofiles/index.action

 『Add Profile』をクリックし、下記内容を入力し、submitをクリック。
Profile Name :覚えやすい名前
Certificate  :2で選択したCertificate Name
App ID :4で作成したApp ID Name
Device :3で登録した Device Name

 登録したレコードにDownloadボタンが表示されるまで1分程待つ。
Downloadボタンをクリックし、Provisioningファイルをダウンロードする。

 ダウンロードしたProvisioningファイルをXCodeのオーガナイザのidentifierにドラッグするか、XCodeのアイコンにドラッグする。
 

■iPhone端末へのアプリケーションのインストール方法

1. XCodeプロジェクトファイルを右クリックし、パッケージの内容を表示を選択。
project.pbxprojをテキストエディタで開く。

2. identifierなどで検索をかけ、その行をすべて削除し、上書き保存する。

3. XCodeプロジェクトをクリックし、Xcodeを立ち上げる。
左メニューの一番上のアプリケーション名をクリックし、ウィンドウ中央の情報をクリックする。

4. ビルドタブを選択し、『コード署名ID』>Any iPhone OS Deviceで、登録したProvisioningファイルを選択する。
※ここで登録したProvisioningファイルが表示されない場合は、上記工程がうまくできていない。

5. デバッグ用端末の登録の4のApp ID (Bundle Seed ID + Bundle Identifier)で*以外を入力した場合のみ実行。
Info.plistを開き、Bundle Identifierの値をデバッグ用端末の登録の4のApp ID (Bundle Seed ID + Bundle Identifier)で入力した値を入力する。

6. アクティブSDKをiPhoneのデバイスを選択し、ビルドして実行をクリック。