◆ワレリー・ゲルギエフ指揮/マリインスキー歌劇場管弦楽団&庄司紗矢香 | 【MBBC倶楽部ノート】 by つだるま

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もうずいぶん前にチケットを購入し、この日が来るのを、ずっと楽しみにしておりました!

 

 

2017年12月3日(日)ザ・シンフォニーホール

 

ワレリー・ゲルギエフ指揮

マリインスキー歌劇場管弦楽団&庄司紗矢香

 

 

指揮者のゲルギエフさんが大好きでハート

そして、ゲルギエフさんとマリインスキー歌劇場管弦楽団の組み合わせが大好きでキラきゅんっ

 

また、今回のプログラムが、わたし好みバッチリでしてラブ

 

 

1曲目の「牧神の午後への前奏曲」から、とても素晴らしかったです。

フルートのソロが、もうなんとも気怠さ漂う浮遊感があり、ぐっと惹き込まれました。

 

2曲目のチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」は、庄司紗矢香さんがとても真摯に演奏されました。

華やかというよりは、ひたむき、という印象を、わたしは受けました。
オケのみなさんが、庄司紗矢香さんを優しくバックアップしているような感じでした。

しかし、チャイコンの旋律は、思わず感極まって泣けてきます。

 

 

メインのチャイコフスキー「交響曲第5番」は、もっとも大好きな曲!

 

以前から、ゲルギエフさんが指揮をされているチャイコの5番のDVDを何度も繰り返し観ていたので、わたしにとって馴染みのあるテンポ感で、とても心地よいものでした。

 

が、今回、ものすごくたっぷりゆったりと振られたところが何ヶ所かあり、奏者のみなさんは大変だったんじゃないかしら、なんてチラッと思ったり。

 

第2楽章のホルン・ソロ、ブラボーでした。

ものすごく柔らかくて透明感があり、心に沁み入る音色でした。

 

 

マリインスキー&ゲルギエフのサウンドは、とてもあたたかく、人間味に溢れているように感じます。

懐が深くて、奥行きがあって、大好きです。

 

 

 

早いもので、いつの間にやら12月。

ザ・シンフォニーホールにも、クリスマスツリーが飾られていました。

 

 

 

アンコールも、うれしかったですー♪