もうずいぶん前にチケットを購入し、この日が来るのを、ずっと楽しみにしておりました!
2017年12月3日(日)ザ・シンフォニーホール
ワレリー・ゲルギエフ指揮
マリインスキー歌劇場管弦楽団&庄司紗矢香
指揮者のゲルギエフさんが大好きで
そして、ゲルギエフさんとマリインスキー歌劇場管弦楽団の組み合わせが大好きで
また、今回のプログラムが、わたし好みバッチリでして
1曲目の「牧神の午後への前奏曲」から、とても素晴らしかったです。
フルートのソロが、もうなんとも気怠さ漂う浮遊感があり、ぐっと惹き込まれました。
2曲目のチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」は、庄司紗矢香さんがとても真摯に演奏されました。
華やかというよりは、ひたむき、という印象を、わたしは受けました。
オケのみなさんが、庄司紗矢香さんを優しくバックアップしているような感じでした。
しかし、チャイコンの旋律は、思わず感極まって泣けてきます。
メインのチャイコフスキー「交響曲第5番」は、もっとも大好きな曲!
以前から、ゲルギエフさんが指揮をされているチャイコの5番のDVDを何度も繰り返し観ていたので、わたしにとって馴染みのあるテンポ感で、とても心地よいものでした。
が、今回、ものすごくたっぷりゆったりと振られたところが何ヶ所かあり、奏者のみなさんは大変だったんじゃないかしら、なんてチラッと思ったり。
第2楽章のホルン・ソロ、ブラボーでした。
ものすごく柔らかくて透明感があり、心に沁み入る音色でした。
マリインスキー&ゲルギエフのサウンドは、とてもあたたかく、人間味に溢れているように感じます。
懐が深くて、奥行きがあって、大好きです。
早いもので、いつの間にやら12月。
ザ・シンフォニーホールにも、クリスマスツリーが飾られていました。
アンコールも、うれしかったですー♪