(つづき)
それは昨年8月、メグミさんの講座時に起きた出来事です。
★とのきの記事
ちょうどその頃、「人生最後の名刺を作ろう!」と思い立ち、すぐに手配しました。
本当は淡いピンクのイメージにしたかったのですが、印刷の色の関係で仕上がった名刺は、「赤」の印象になっていたのです。
「思ったよりも「赤」が濃く出てて…こんな感じなの」とZOOM越しにメグミさんに見せたところ、
突然メグミさんが激しく咳込み始めたのです。
ゲホゲホゲホッ…!!
メグミ:あ、ごめ…ゲホゲホ……急に…ゲホゲホ!
ゲホゲホゲホッ…!!
メグミ:なん…だろ……ゲホゲホ!
ゲホゲホゲホッ…!!
ゲホッ…!!
かなり激しく咳込んで止まりません…
私:な、なに? ど、どうしたの…?
メグミ:わか…ん…ない…ゲホゲホ……!
「赤」って言ったら、急に…ゲホゲホ……!
メグミ:「赤」に反応したんですよ。赤!
マサコさんの名刺見た途端に、ブワって咳がきた。
ゲホゲホゲホッ…!!
驚きながらメグミさんの喉のあたりにフォーカスすると、赤い球体の中にいる「猫」が視えました。
私:「ここから出してほしい」って言ってるのかな?
ちょっとレイキやってみようか。
第4シンボルを送ると、赤がオレンジになり、第3シンボルを送るとオレンジがさらに薄い色になりました。第2シンボルでは、オレンジ色はさらに薄くなり、第1シンボルを送ると、ぼんやりと淡い黄色がかった光に。
私:その中に……えっ? 観音様が立ってる!
私:猫じゃなくて観音様だったの? 何だろう? 猫にされてたのかな? 猫は何かの象徴だったのかな?
でも、もう「赤」は解けた。
……はずなのですが、
ゲホゲホゲホッ…!
メグミさんの咳は続いています。
私:まだ何かあるのかな?
あ、メグミさんに、「どこかに来なさい」って言ってる?
観音様が祀られているお寺に行くのかな?
メグミさんも目を閉じて感じてみてください。
メグミ:ほんとだ。どこかに「来てね」って言ってる。「何かをもらいに来て」って。
その瞬間、咳が嘘のようにピタリと止まりました。
私:なぜ急にこれが出てきたのかな?
その赤い中に閉じ込められてたのか。封印が今解けたのか。
私の名刺とは関係なく、「赤」がキーワードだったんでしょうね。
私:お寺はそんなに遠くない場所だと思います。メグミさんの家から車で比較的近い感じ。
今月中に行くんじゃないですか?
メグミ:話を聞きながら、ちょっとピンとくるところがあります。
それからほどなくして、メグミさんはそのお寺へ行ったそうです。
★そのときの記事
お寺の駐車場そばにある、これまでは立ち寄ったことのない古い建物がなぜか気になり、その建物の前に立って目をつぶると……
赤い龍、黄色い龍が次々と現れ、最後に虹が出てきて、しゅ~っと消えたそうです。
建物をあとで調べたら「観音堂」だったのだとか。
その日を境にいろいろと不思議なことが起き始めます。
まさに次のステップへ行くための能力を授けられたのだと思います。
最近起き始めた「人の意識がふっと入る」現象も、何か能力開花と関係があるのではないでしょうか。
私:今、メグミさんに入った意識が「亡くなった人」なのだとすると、ご先祖様かも。
筋肉反射を使いながら探っていくと、メグミさんのご実家の三代前のおじいちゃんだとわかりました。
メグミ:そういえばだいぶ前ですけど、霊能者に「すごい特積みした三代前のおじいちゃんが守護霊としてついている。そのおじいちゃんは観音様と深い関わりがある。メグミさんはそのおじいちゃんとすごく似ている。観音様とも関わりがあるよ」って言われたことがあります。
私:へええ! じゃあそのおじいちゃん、何かを伝えようとして出てきたのかもね。
で、早速尋ねてみると…
まさかの展開に!
(つづく)
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