この記事の続き。
人に言われたことが気になったときは、解放のチャンス!
モエさんがミユキさんとチハルさんに対して、「7つのチャクラのうち、3か所にヒーリングを送るので、受け取ってください」と、遠隔ヒーリングの実験を行ったのですが……
ミユキ:「当ててほしい」みたいなのがちょっと嫌だなって思ったんですよ。ちょっと気持ち的に負担になるなって。
私:(ミユキさんは真面目だから「当てなきゃいけない」っていうプレッシャーを感じたのかな?)
しかし、次の言葉で…
ミユキ:なんか試されているようで。「当ててごらん」みたいな。
私:あっ!
それ、過去世がある!
「試されて嫌だな」っていう過去世が。
そのときの感情が蘇っているのです。
「試す」「当てる」といえば……
一週間ぐらい前のテレビ番組を思い出しました。
(2024年10月9日放送 19:00 - 21:00 フジテレビ
世界の何だコレ!?ミステリーSP【都市伝説SP/大地震前兆現象の仕組み解明?】)
その内容はとうと…
明治末期、御船千鶴子という女性がいた、透視能力を持つと言われていて、その真偽を確かめるために公開実験が行われ、真偽論争を起こすが、結局は手品にすぎない、ペテン師などというレッテルを貼られ、24歳の若さで命を絶ってしまう。
同様に、長尾郁子という女性も「透視」「念写」能力があるとして実験が行われるが、翌年服毒自殺を図った、というもの。
私:霊能力を持った女性がいるって新聞に取り上げられて、その力が本当かどうか「試す」ってことになって、いろんな実験が行われる。
私:箱の中に文字を書いた紙を入れておいて、その文字を当てられるかとか。
私:自分は持って生まれた能力だし、実験をやってっていわれたから協力しただけなのに、イカサマとか叩かれて。
私:ミユキさんにも似たような経験の過去世があるのかな?って。
ハルさんは何か感じます?
ハル:その能力をこんなことに使いたくない、っていうのがきます。
本来の使い方じゃない。
本当はもっと人のために役立てたいのに、って。
私:そうですよね。
本来だったら誰かの病気を治してあげるとか、そういうことに使うために能力って持たされているのに、本当にそういう能力があるかどうかを試すみたいな、そのことにばかり焦点を向けられちゃう。
それが嫌だったんでしよね。
ミユキさんの過去世を視てみます。
ハル:日本だと思います。
私:江戸かもしれないですね。
着物を着た女性が見えます。
小さな村で生まれたようです。
霊能力を村人たちのために役立てています。
例えば作物の種を植えるときに、「あさってぐらいに大雨が来るから今じゃなくて、それが過ぎてから植えた方がいいよ」とか。
腹痛で熱が下がらない子供に、「食あたりだから、この薬草をこうやって飲ませたらいいよ」とか。
そんなふうにいつも村人を助けてあげています。
村人からはありがたがられ、自分も役に立てて良かったなぁと思って。良いバランスが保たれています。
次第に彼女の能力の噂を聞きつけた人が、「そんなにわかるんだったら、こういうこともわかるかな? ああいうこともわかるかな?」と訪ねてくるようになります。
やがてお殿様の耳にもその噂が入ってきました。
あちこちで絶えず戦が起きている時代ですから、みんな敵の動きを知りたいと思っています。
どれくらいの兵がいるのか、いつどこから攻め入ってくるのか。
家来がやって来て尋ねると、彼女は視えるままに、
「山の方に人がたくさん見えるから、多分こっちから来てるのかな?」と答えるのですが、それがまた当たっているので「すごい!」ということになって、お殿様のところに連れて行かれます。
彼女の能力を政権争いに利用しようとしたのです。
お殿様は素直に彼女の能力を信じたのですが、腹心の部下のひとりが「本当に彼女を信じていいんですか?」って。
もしかしたら敵のスパイとして送り込まれているのかもと疑うのです。
「山の方から攻めてくる」と嘘をついて油断させ、本当は違うところから攻めてくるかもしれないと。
それで、彼女の能力を試すことになるのです。
紙に文字を書いて、その上にお水を張った桝を置き、上から覗き込んで、文字が見えるかとか?
そんなことを試されて。
彼女はだんだん辛くなってきて、なんで自分はこんなことをやってるんだろうって。
別に試されなくても、ただ普通に人々に助言していただけなのにって。
だけど、当時はお上の命令は絶対だから、嫌でも背くことはできません。
私:家にも帰してもらえず、お屋敷にずっといなくちゃいけなくて。次々と実験ばっかりやらされます。
私:そうういう人生を繰り返している。
今度こそと思って生まれてきても、噂が立つと思うようなことができない。
私:その感情が強く残っているから、今回のモエさんの提案に対して「試されている」って感じてしまったんでしょうね。
私:彼女はどんなにお願いしても家に帰してもらえなくて、最後は絶望的になって井戸に身を投げている。
私:これを書き換えればいいんですね。
(つづく)
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