さて、知人がマリちゃんに「過去世リーディング&書き換え」をお願いしたのですが、その内容に驚いたのでご紹介します。
知人の高校生の娘さん(G子さん)は、食べることへの執着がとても強いそうです。
知人:学校が休みの日は朝から気が重いの。
朝食を食べ終わると、「御馳走さま。昼食は何? 夜は?」って食べることばかり言うから。
1日中、食事のことを考えていなくちゃいけなくて。
食欲も旺盛で、肥満気味になっているのだとか。
原因がわかる過去世を視て欲しいとのご依頼でした。
1. 過去世リーディング
ヨーロッパの古い時代、 大きなお城に3人の家族が住んでいました。 とても裕福な家柄で、 父、母、そして10歳の一人娘 (G子さん) と執事、メイドが大勢います。
彼女は、繊細な心を持った子で可愛いらしい、 ちょっとふっくらとした体をしています。 両親は彼女を心から愛していました。
父は特に娘への愛情が強く、 幼い頃から躾に厳しく教養を身につけるために自分の考えを強要していました。
ある日、「ちょっと痩せた方がいいよ!」 と、何気なく口にした父の言葉に傷ついた彼女は、次第に食事を残すようになりました。
15歳を迎えた時、ついに理想的な体型を手に入れました。
周りの友達からも 「変わったね。綺麗!」と褒められるようになった彼女は、嬉しさでいっ ぱいになりました。
でも、まだまだ満足できません。ここから食事制限が更にエスカレートしていくようになるのです。
やがて思春期を迎えた彼女は、親の言葉に疑問を抱くようになりました。
支配されているようで息苦しい。 期待に応えたいと努力しているけど、どこまで頑張ればいいのだろう...
彼女は食欲が無くなり、イライラが募り、食べ物を口にすることが出来なくなりました。
体力も気力も失われ、学校にも通うのが困難になりました。それほど彼女はもう限界に達していたのです。
両親は心配し、彼女の好きな料理を食べてもらおうと試みますが、一口食べては吐き出すことを繰り返します。
あれほど愛らしかった顔も体も、まるで老人のような姿になってしまいました。
ある日、彼女は海を見たいと思い立ち一人で出掛けました。海が見える小高い丘に座っていた、その時です。足がズルッと滑り海に落ちてしまいました。
そこへ、偶然木こりの男性が通りかかり、溺れている彼女を発見しました。
危機一髪のところで救われ家に送り届けてもらったのですが...
高熱が続き、医者が手を尽くしましたが、その甲斐もなく天国に旅立ってしまいました。
2.中間世(=あの世)
Q:なぜそのシナリオを描いて生まれてきたのでしょう?
G子さんの魂 : 食べられないことの苦しみを経験したかったから。
Q: ハイヤーセルフにお聞きします。 今生、G子さんが食べることに執着しているのは、この過去世が影響しているのですか?
ハイヤーセルフ:そうです。この過去世の食べることができなかった経験が、 今生のG子さんに持ち越されています。
Q:どんな書き換えをすれば、適量で必要な分の食べ物で満足できるようになりますか?
ハイヤーセルフ: 親との関係をいい形にする。 親の支配から抜け出し、イキイキした人生にすることです。
3. 過去世の書き換え
気力も体力も失い、学校に行くこともできなくなった彼女でしたが、家族が寝静まった夜に自室を抜け出し、広い庭の片隅にある椅子に腰掛け、自分の人生について思いを巡らせました。
「私の人生は誰のためにあるのか...。どうすればこの束縛から抜け出せるのか...。私はどうなりたいのか...」
その時、突然、美しいドレスに身を包んだ女性が目の前に現れました。 驚いた彼女は、「あなたはどなたですか? なぜここに......」と問いかけました。
女性は静かに微笑んで言いました。
「私はあなたを救いたくてここに来ました。人は私を魔法使いと呼んでいます。あなたの望みを叶えてあげましょう。お望みはなんですか?」
彼女は一瞬考え、勇気を持って答えました。
「私の望みは、もっと私らしく、 自由に生きることです。 生きる喜びを感じたいのです」
魔法使いが彼女の頭に手をかざすと、金色に輝く美しい光が彼女を包み込みました。その光を浴びた彼女の顔はみるみる生気を取り戻し、自信に満ちた表情に変わりました。
「あなたはもう自分の人生を、勇気を持って生きていけるようになりました。自信を持って、 前に進んでください」
魔法使いはそう告げると、パッと消えてしまいました。
彼女はその出来事を夢か幻かと思いながらも、魔法使いの言葉を信じることに決めました。
そして翌朝、 彼女は今までとは違う行動をとります。 これまで言えなかった気持ちを、両親に正直に伝えることができたのです。
「パパ、ママ、 私は今まで二人の期待に応えたくて頑張ってきたけど、もう限界です。心が壊れそうです。しばらく私のことは黙って見守っていてください」
それからの彼女は、何かが吹っ切れたように、好きなだけ眠り、起きたらゆっくり自分のやりたいことだけやる。食事もゆっくり味わいながら一口食べる。そして、庭に出て自然に目を向けるようにして過ごしました。
その姿を見た両親は、「ああ、初めからこんな風に過ごさせてあげれば良かった。 幼い頃からこうやって自由に過ごしたかっただろうに、可哀想なことをしてしまった」と、今までの娘への関わり方を反省し、温かく見守るようになったのです。
こんな日々を過ごしていくうちに、彼女は食事を楽しめるようになり、気づけば完食するようになっていました。
あの老婆と見間違うような姿から一変して、とても美しい顔立ちの魅力的な体型の彼女が いたのです。
父は、彼女をぎゅっと抱きしめながらこう言いました。
「今まで君のことが可愛くて、愛する気持ちが強すぎて逆に苦しめてしまってごめんね。 君の人生を台無しにするところだった...。これから君がやりたいことがあったら自由に自信を持って進みなさい。親として精一杯応援していくからね」
愛を受け取った彼女は、溢れる涙をぬぐい、両親に向かって言いました。
「ありがとう。私、パパとママの子供に生まれて最高に幸せよ」
と。
4.ハイヤーセルフからのメッセージ
G子さんが食べることに執着があるのは、食べることに制限をかけていた、この過去世の影響を受けていたからです。今生でいう「拒食症」です。
太ってしまうことが怖くて食べられなかった彼女は、お腹いっぱい食べたかったという後悔をもって生を終えたため、今世では食べることに並々ならぬ執着を持っているのです。
今回、過去世を書き換えたことで当時の後悔は解放されました。これからは、美味しい食べ物でも、適量で満足することができるでしょう。
それと、当時の両親と和解できたことも大きく影響するでしょう。当時のご両親は今世でもG子さんのご両親として転生しているからです。
G子さんは、これからの人生を自分らしく歩んでいくことができると思います。
まさか、原因が「両親との関係」とは思ってもいませんでした。
知人も大変驚いていました。
今世でも、ついつい過干渉気味で、あれこれ口出ししていたそうです。
この過去世の解放を聞いて、親子の関係を見直そうと思ったそうです。
マリちゃん、すごいですね~!
ありがとうございます。
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