さて、生徒えみさん。
2年前からときどき個人セッションにいらっしゃっていた方です。
自己犠牲を払って家族を一生懸命助けてあげる人生を送っていました。
自分ひとりですべてを背負い込むかのように。
なんだか気になっていたのですが…。
講座の最後に「じゃあ、えみさんの今解放すべきものを視てみますね」とリーディングすると、案の定、自己犠牲を払っている過去世が出てきました。
私:う~ん、これは早く解放した方がいいですね。
そうでないと、無意識のうちに自己犠牲をしちゃうかもしれないから。
すると、えみさんがニコニコ笑いながら、
「いま家にいる猫ちゃん、ちょっとリンパが腫れていて。こんな小さな体でかわいそう、私は人間で体が大きいから病気を吸い取ってあげる!って思ったりしてるんです」と。
ほら、やっぱり!
早速解放します。
で、次にいらっしゃったとき。
また講座の最後に「今解放すべきもの」を見ると、なぜ自己犠牲を払うようになったのか、その大元の過去世が出てきました。
空に天使たちがたくさん浮かんでいます。
彼女も天使のひとりです。
他の天使たちが人間に向かって光を放射している中、この天使だけは自分の光を削りとっては人間に与えていくのです。
どんどん痩せ細って顔色が悪くなっていきます。
なぜこんなことをしているのかしら?
彼女の目には、他の天使たちは皆キラキラとしたオーラを放っているように見えています。
まるで薄い光の羽衣をまとっているかのようです。
でも、自分には羽衣はありません。
ですから、人間に光を与えるには、自身の光を削って渡すしかないと思い込んでいるのです。
どうしてこんなことになったのかしら?
……ああ、わかりました。
彼女は小さい頃にお母さんを亡くしています。
一定の年齢になるともらえる光の羽衣。
母親はそれを箱に入れて大事に保管していました。
なくしたり、盗られたりしないために。
しかし、突然亡くなってしまったため、その箱の置き場所を誰も知らなかったのです。
この過去世を書き換えると、洞窟の中に隠されていた箱が見つかりました。
蓋を開けると、中に入っていたのは、カゲロウの羽を折りたたんだような小さなもの。
羽衣のようには見えませんが…
そのとき、ふと浮かんだのは「水みくじ」。
羽を清水に浸けると、圧縮されていた羽がふわふわふわっと広がって、きれいな光の衣になりました。
それをまとうと、彼女もほかの天使たちと同じように光のオーラに包まれました。
私:えみさん、大元を解放したから、自己犠牲はもう卒業!
これからどうなるのか楽しみです。
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