さて、本日のミラクルセラピー講座はみゆきさんとハルさんです。
サブパーソナリティの複合セッションをやってみます。
まずは私がみゆきさんに見本を見せて、次にみゆきさんがハルさんに。
ハルさんはもうすぐ渡米予定なのですが、
「何か解放しなくてはいけないことがあって、それをやらないと心残りで渡米の日にちを決められない」と言うので、それをテーマにやってみます。
Aさん:心残りがある人
Bさん:心残りがない人
Cさん:どちらでもない人
と設定して順に呼び出してみます。
面白いサブパーソナリティたちが登場しました。
Aさん:真っ赤なザリガニの着ぐるみを着ている人が出てきました。頭がザリガニで足はちゃんと2本足で立ってます。
Bさん:カエルの着ぐるみを着ています。やっぱり
2本足で立ってます。
Cさん:今度は人間じゃなくてカメが出てきました。
登場人物が出揃ったところで、話し合いを開始します。
これが思わぬ方向に展開して、感動を覚えることになるのです。
みゆき:どなたか最初に話したい人はいらっしゃいますか?
カエル:はい! (きっぱり言い切るような感じで)心残りなんかないよ! なんでもかんでもスピリチュアルのせいにすんなよ! もっと現実を見て動けよ。
みゆき:Aさん、それを聞いてどう思いますか?
Aさん:心残りがあるんだよ。だから、今すごく困ってる。
この心残りを解決しないと脱皮できない。
みゆきさんが、「脱皮! なるほど。ザリガニだけに!」と妙に感心しています。笑
Aさん:体がもう大きくなってるのに、殻が古いまんまだから苦しい。
みゆき:ザリガニさん、その理由って分かりますか?
ハル:し~んとしてます。何も言わないですね。
わかってたらこんな苦労しないみたいな感じで、ちょっと睨んできてます。
みゆき:なるほど、確かにそうですね。わかってたら苦労しないですね。
ではどちらの立場でもないCさんはどうですか? お二人の意見を聞いて?
ハル:カメは話し合いの場からいつのまにかいなくなってます。池の方に行っちゃってますね。
我関せずみたいな感じで。池の方に気があるみたい。
みゆき:じゃあ、ハイヤーセルフさんはどう思われますか?
HS:カメはこの場においてあんまり関係なくて、ここで大事なのはザリガニとカエルの話し合い。
このまま話し合いを進めるしかなさそうです。
みゆきさんに、
「行き詰ったときは、自分でどうしようって考えなくても、『今ここからどうしたらいいか、ヒントを持っている人、出てきてください』とか、潜在意識を頼っちゃえばいいですよ」
とアドバイスします。
必要に応じてサブパーソナリティをどんどん追加すればよいのです。
「心残りの理由を知っている人、出てきて」とか。
みゆき: なるほど。
じゃあ、えっとザリガニさんのつっかかりがわかる人がいれば、出てきてください。
ハル:蛇の親子が出てきました。
何か喋ってるんですけど、蛇語で「シャー」とか言ってて、内容がわからないです。
ハル:でも、ザリガニと蛇の間ではちゃんと会話が成立してるっぽいです。ザリガニが聞き入ってますね。
私:みゆきさん、「通訳さん」とか呼んでみたら?
みゆき:あ、そうですね。じゃあ蛇の通訳さん、出てきてください。
ハル:人間の女の子です。ゲームのキャラのコスプレしてます。
みゆき:通訳、お願いします。
女の子:大事なことを何で言わないの? 言うべきことがあるのに、言ってないでしょ?
みゆき:それは誰に対して、言ってないんですか?
ハル:周りを見てます。
今の質問で話し合いの場がし~んとなってます。
ハル:言うべきことあるでしょ、って繰り返してるんですけど、でも、「誰に?」って聞くと、そこで止まる。
私:なぜ答えづらいのかな?
ハル:あ、もう一人、出てきました。
小学校3年生ぐらいの男の子なんですけど。
ハル:でも…、やっぱり止まってしまいました。
私:何か理由があって言いづらいんでしょうけど、もうここまで来たら前に進まないといけないし、これを解放するためにハルさんは私のところに来たんでしょう?
私:だからみんなで勇気を持って一歩進みましょうよ。
解放すれば(良い意味で)ハルさんの気持ちに変化が起きるはずだから。
このままにしておくわけにもいかないし。
ハル:はい……。誰か特定の人に対してっていうんじゃなくて、基本的に「人」に対して。
自分の言うことをオープンにしていない感じがありますね。
ハル:その男の子が言うには、これから先、進むにあたって、思ってることを言うのは大事。それが今はできてないよねって。
ハル:それができなくなっちゃったきっかけのところに行かないとダメだよ、みたいなこと言ってます。
みゆき:それは過去世ですか? 今世の幼児期ですか?
ハル:過去世です。もうぼんやり見えていて。
どこかの神社の敷地の中に物をしまう倉庫みたいなところがある。
その倉庫の前に男の子が立っているヴィジョンを見せられてます。
それを聞いた途端に私の胸がぐっと固くなって、思わず泣きそうになったので、必死にこらえます。
自分でもなぜそうなったのかわからないまま、ハルさんの次の言葉を待ちます。
ハル:みんなで話し合いをしている部屋の後ろに、そのヴィジョンが重なって見えてます。
みゆき:その男の子はハルさんの過去世っていうことですよね?
ハル:はい、そうです。
みゆき:その過去世に「心残り」の原因があるんですね。
その神社の倉庫みたいなところに立ってる、その先に何が起こったのか、見てください。
(つづく)
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