さて、昨日の講座でのこと。
生徒のメグミさんが、
「マサコさん、納豆食べられました! 私も息子も!」
って。
そうそう、そうでした。
1週間前の講座で書き換えの説明をしているときに、苦手な食べ物の書き換えってかなり効果がある、その場で食べられるようになることも多いよという話をしたのです。
すると、メグミさんが、
「私、子供の頃から納豆が食べられないんです。私だけじゃなくて、息子も(もう成人なさっています)」
と言ったのです。
じゃあ試しに解放してみましょう!と。
苦手な食べ物に関しては、過去世に起因することが多いようです。
この時も「納豆を食べられないサブパーソナリティー」を呼んでみると、
メグミ:全身タイツの茶色の人が出てきた。
私:いつからメグミさんの中にいるの?
メグミ:過去世からって言ってます。
その過去世へと誘導します。
メグミ:丸いちゃぶ台が見える。食事をするときはそのちゃぶ台で食べてるのかな?
私:食事のシーンへ行ってみて。
メグミ:三人。父親と母親と女の子
私:どんな食事ですか?
メグミ:沢庵が見える。
ご飯もない気がする。
沢庵一個しかないんですよ。
私:納豆のシーンへ行ってみてください。
メグミ:はい。ご飯の時間になって、家族はいるんですけど。
ご飯も納豆も一人分しかないんですよね。
私: 一人分しかなくって三人で分け合ってるの?
メグミ:はい。自分が食べちゃいけないみたいに思ってるんですけど。
私: 私もその気持ちがきました。納豆が嫌いっていうよりも、少しをみんなで分け合ってるから自分が食べないようにすれば、みんなが食べられるって。
メグミ:ああ、そうです。
自分が食べちゃったら、みんなが食べれなくなっちゃう。
ちょっとしかないから自分が食べちゃいけない、お父さんお母さんの分がなくなるみたいな。
メグミ:とにかく貧しくて、食べるものがないから(納豆とかも)本当は食べたいけど自分は食べちゃいけないし、どうせ食べれないんだったら見たくもないみたいな感じですね。
書き換えを見にいきます。
メグミ:ご近所さんがお裾分けに来てくれてます。
納豆だけじゃなくていろいろ。
楽しく食べてる感じがします。
私に浮かんでいた書き換えはこのような感じでした。
夕方、納豆売りのおじいさんが長屋の前を通って帰宅していると、長屋の外で遊んでいた女の子が気づいて、納豆の入っている入れ物を目で追ってる。
女の子の着ている物からも生活に余裕がなさそうだとわかるし、納豆を見ているので、普段食べていないのだろうと予想がついたおじいさんは立ち止まり、納豆を差し出す。
驚く女の子に、売れ残った分だからと。
ただし、今日中に食べてねと。
女の子は、「ありがとう」って目を輝かせて。
家に帰って「かあちゃん、こんなのもらった」って。
また別のときにおじいさんが通ったので、女の子がお礼を言うと、おじいさんは律儀な子だなって感心して、売れ残りがあるときはなるべくその道を通って納豆をあげることにした。
5、6年、そういうのが続いて。
小学校高学年ぐらいになって、そういえばあのおじいちゃん、最近見かけないなって。
年を取って亡くなったのか、以降、見かけることはなかったけど、大人になってもずっと感謝の気持ちを忘れずにいた。
同席していたマリちゃんにも書き換えを視てもらいました。
3人でやったので効果があるんじゃない?と期待大です。
私: 息子さんも食べられないってことは、そのときの3人家族のひとり。お父さんかお母さんのどっちかなんだと思うけど?
メグミさんもマリちゃんも私も、同時に「きっとお母さんだったんだ」と思いました。
このときの書き換えが功を奏したようで、メグミさんが「食べられましたよ」と報告してくれたのでした。
ところが、
メグミ:味は全然平気、おいしいねって、私も息子も食べられたんですが、いかんせん2人ともあの納豆の匂いがどうしてもダメで…。
それはまた別の過去世がありそうですね~。
今度はその「匂いが苦手」の書き換えをやってみることにしました。
(つづく)
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