(つづき)
もしかして。
5月に突然ミクさんに連絡をして一緒に高尾山へ行ったのは、このためだった・・・?
屋久島へ行かせるため?
江ノ島で私に降りてきたメッセージは、
「縄文杉へ行ったら、今世あなたが何のために生まれてきたのか、何のために縄文杉に会いにきたのか、問いかけなさい」
です。
それをミクさんにお伝えしました。
皇居でインナーチャイルドの話をしなければ、クラスメイトの旅行の話を聞いても、いらっときただけで、自分も屋久島へ行こう!とはならなかったはずです。
ってことは・・・?
すべて仕組まれていた?
高尾山へ行くことになってミクさんを思い出す
⇒皇居でインナーチャイルドの話をして、自分を愛すること、自分を信じること、自分の魂が望むことを大切にすることなどをお伝えする
⇒江ノ島ですべてはシナリオで動いていることをお伝えする
この時点でミクさんは自分が20年来ずっと行きたいと思っていた屋久島への想いに自ら制限をかけていたことに気づき、もう行っちゃおう!と決めていましたが、
「すべてはシナリオであり、必然で起きている」ことを認識する必要があったようです。
なぜなら、屋久島で「ほらね、ほらね、シナリオでしょう?」という出来事に次々と遭遇することになるからです。
2週間後の8月頭。
ミクさんから笑顔いっぱいの写真が添えられたLINEがきました。
写真のミキさんは最高の笑顔です。
ミク:本日ついに、縄文杉に会えました!!!
お天気も最高!
(きのうまでずっと悪天候だったそう)
そうそう、台風が来ていたのですよね。
ちょうど去った後で良かったですね。
とりあえず鹿児島まで行ったミクさん。
このときはまだ宿も決まっていなかったそうです。
ミク:前日まで海は台風の影響で大荒れで、船もずっと欠航してたらしいです。
桜島も大きい噴火があって、鹿児島までの飛行機飛ばないんじゃないかとか…。
本当にラッキーでした。
屋久島へ渡って宿泊。
翌日は縄文杉へ(ツアーではなく)ひとりで行くことにしたそうです。
往復10時間かかるので早朝に出発。
屋久島は雨が多いのに、この日は快晴!
縄文杉へ行くための登山口へは一般車両は入れないため、シャトルバスに乗らなければいけないそうです。
バスがやって来たものの、ミクさんのちょうど前で満席となり、締め切り。
「ま、そんなこともあるさ」と次のバスをしばらく待って、ようやく乗れて走り出したら……。
先に出発したバスがオーバーヒートで立ち往生していたそうです。
ミクさんたちが乗っているバスも満席のため、乗り換えもできないので、最初のバスはその場で救援を待つことに。
ミク:またもやラッキー!
これはもう縄文杉が導いてくれてるなーというか、今日は絶対何かある!と、この時ひそかに確信してました🙂
そして無事、縄文杉へ到着。
帰りの道を一瞬迷い、 縄文杉のデッキ(柵)のところで、ガイドらしき男性の人がいたので道を尋ね、「ありがとうございました」と顔をあげたら「ミクさん……ですよね?」って。
ミク:(えっ? 誰?)
なんと9年前、北海道の離島でガイドの仕事をしていたときの仲間!!!
ちなみに、ミクさんがすぐにわからなかったのは、当時「青年」だった彼の風貌が「おじさん」になっていたからだそう。笑
北海道での仕事仲間と9年ぶりに、屋久島でバッタリなんて、すごいミラクル!
ミク:しかも、この日の、あの時刻のバスに乗ってなければ会うことはなかったんですよ!
私:すごい、すごい!
彼は屋久島へ移住し、ガイドになって6年目だそうです。
ミク:マサコさん、私のこのミラクルの数々、何か意味があるんでしょうか?!
屋久島以外でも特にここ1、2年ミラクルが多くて、自分でもちょっと怖いくらいです。
私:ていうか 、 縄文杉からメッセージ貰い ましたか ?
ミク:いや、それが特には……。
私:自分から問いかけないと、メッセージって向こうから勝手には来ませんよ? 笑
ミク:仲間との再会がびっくりしすぎて、舞い上がって忘れていました! どうしよう。
あ、でも、よくがんばったね、って言ってくれた気がしました!
私: 夜寝るときに、杉をイメージしながら対話してみてください。なぜこのタイミングで屋久島に呼ばれたの? って。
ミク:やってみます!!!
申し込んだツアーがどこもいっぱいで、モタモタしていた自分を責めてしまったときに、マサコさんにそれは違う。それすらも決まっていたことなんだよと諭されて、今日のミラクルな再会をして、あー本当だ・・・。
ツアーに参加してたら今日のこの再会はなかったんだなー。
バスが間に合わなかったことにも意味があったんだなーと。
これからはもっといろんなことを手放していけそうな気がしました。
ミクさんは何枚も写真を添付してくれました。
どれもとびっきりの笑顔で、
「ああ、これからのミクさんの人生が飛躍するんだなぁ、節目でここに行く必要があったんだろうな)と想うと、本当に嬉しくて涙が出ました。
そして、翌朝。
「メッセージ聞きました」とご報告が。
このタイミングで屋久島に呼ばれた理由は、「自分との約束を果たすため」と告げられたそうです。
自分との約束とは、「自分を許して、愛する(大切にする)こと」。
それができるようになったので屋久島へ呼ばれたそうです。
そして、この先も自分を愛して生きていくことの大切さを忘れないために数々のミラクルを体験させてくれたのだと。
へえ、すごい!
みんなこうして然るべきタイミングが来ると、次のステージへ行くのですね~。
私:屋久島ではまだまだメッセージがあるはずです。
行く先々で対話をしてみて下さい。😉
ミク:マサコさんと出会ったことも必然とはいえ、今まで辛抱強く導いてくださって本当にありがとうございます。
私:ええ? 辛抱強く?
辛抱はしていませんが。笑
もう修行はやめたので辛抱とか我慢とか全くしていないです。
と、ここまでは順調だったのですが……。
翌々日、事件が!
ミクさんからLINE。
ミク: マサコさん💦
貴重品一式盗難に遭ってしまいました😭
とりあえずお金を借りて、いま島を出ました😭
グループLINEだったので、それを読んだリカちゃんなんて、
「 えええええええ! Σ(Д゚;/)/ 盗難!? 日本で!!
とにかく無事に帰ってきてください!」って。
ミクさんは「最後にものすごいミラクルが起きちゃった。これにはどんな意味があるんだろうな〜」と言い聞かせながら気持ちを落ち着けようと努力したそうです。
幸いスマホだけは無事だったそうですが、お財布、保険証、免許証、家の鍵など貴重品一式が入ったサコッシュごと失ったにも関わらず、
「最後がまた衝撃的な旅となりましたが、それでもやっぱり行ってよかったなぁ。。と思えるくらい、自分との約束を果たせたことの感動が大きかったです」
って前向き!
私:それ、すごいよね!
気持ちが落ち着いたら縄文杉をイメージして、なぜ最後にこういうことが起きたのか、対話をしてみてください。
しばらくしてお返事がきました。
ミク: 最終チェック?のお試しだったみたいです😂
・起きていることには全て意味があって、誰のせいでもないということを確認するため。
自己責任だといって、己を責めてしまうという罠に陥らないこと、自己責任の本当の意味を学ぶため。
(ミクさんは一瞬自分を責めそうになったけど、それが罪悪感からきていることにすぐ気づいて解放した)
・お金に対するブロック
9年ぶりに再会した方にご馳走してもらったり、たまたま現地で出会った方にタダでガイドしてもらったことなどに対して申し訳ないという罪悪感があった。
だから受け取った分が出ていった。
(プラスマイナスゼロにすることで罪悪感を消化?してしまった)
「受け取る愛」も少しずつ練習が必要。
不要なものは手放し、ただ受け取ればよい。
縄文杉は、
「今回、時間がないプレッシャーのなかでも、この出来事の意味を考えながら行動したので、落ち着いていられたのだ。
結果的に、大事に至らず乗り切れたことで確信と自信を得ただろう?
今回のことで、真の軸(自分)を手にした。
もう大丈夫。これからも安心して歩いていきなさい。
おまえが歩く道は光の道だ。
これまで歩いてきた道もそうだ。
これからも、いつでもたくさんの愛がおまえを導いてくれるだろう」
と言ってくれたそうです。
ミクさんは、最初にこの出来事の意味を考えたときは、厄落としとか浄化かなと思ったそうですが、すぐに罪悪感やお金に対するブロックだと気づいて「解放」したそうです。
こういうときに「解放」の手法を知っていると、ちゃっちゃっと手放せるので便利ですよね~。笑
ミク: 江ノ島で、マサコさんが「だからそうじゃないんだって〜」と、諭してくださって、ハッとしたんです。
自分を責めるのが染みついちゃってるんだなーと。
それであのときも罪悪感があることに気づけて解放できたんです。
一泊するツアーがよいと聞いて私もしばらく必死に探したりしてたんですけど、ああ、これは執着になってるなって、手放して、自力で日帰りしよう!って方向転換できました。
結果的に、縄文杉のデッキで懐かしい仲間と再会できたわけです!(もしツアーに参加していたら再会のミラクルはなかった!)
うんうん、そうだね。
以前のミクさんであれば、自分がうっかりしていたから盗難にあったと自分を責めていただろうな~。
でも、不思議と落ち着いていると言うのを聞いて、そうか、だから先に杉に会って.メッセージをもらって、あそこで波動を整えたんだな、そして最後にお試しがきたんだなと思いました
私: とにかく、結果オーライです!
今後人生に迷ったとき、あの縄文杉を思い出して対話をすれば必ず答えがもらえるそうですよ
ミク:はい、そうします
ミクさんは5年前、講座にいらした時から、宇宙につながる能力を持っていた方なのですが、自己否定と罪悪感が強すぎてつながることができないとお見受けしました。
今このタイミングでその能力を開くために屋久島へ行ったのでしょう。
私には、縄文杉が宇宙へのアンテナになっているイメージが視えました。
ミクさんは若いころ、ニュージーランドにワーホリで滞在していました。そのときに「タネ・マフタ(=森の神)」と呼ばれる巨樹に会いに行き、なぜか号泣したと聞いていました。
そして、その巨樹と縄文杉が姉妹木提携されていると知り、いつか屋久島を訪れたいとずっと思っていたそうです。
さて、そういうわけで、今回の私の役目は終わりです。
いつも不思議に思うのは、卒業された方であっても、今回のように数年後にふっと思い出して会い、講座の続きをやらされていることです。
私にとっては、ひとりひとりがちゃんとシナリオを持っていて、こんなふうに展開していくんだなあというのを見せていただける絶好の機会です。
それに、
「ほらね、みんなも大丈夫だよ! こんなふうになっていくからね、心配しないで、自分を信じて!」
というメッセージとしてお伝えすることもできます。
とにかく、ミクさん、良かった、良かった!!
で、後日談があるのです。
最初、ミクさんから「盗難になった」と連絡をもらったときは、まだ詳しいいきさつを知りませんでした。
屋久島から帰ってきてから、どこかに置き忘れたのか、落としたのかも分からず、状況からみて盗難だろうと思ったというのを聞いて、それ、出てくるんじゃないかな? 警察から連絡がありそうと思ったのです。
なんだか今回のことは「お試し」で、合格したから「返すね」って戻ってくるような気がしたのです。
すると翌日。
ミク:今、屋久島警察から、サコッシュが見つかったって連絡がありました! 中のものも、何も盗られてなかったって。
なんだかキツネにつままれたような気持ちですが・・・。
ああ!
良かった!
気持ちが落ち着いたら、縄文杉に今回のどんでん返しの意味を聞いてみてねと伝えたところ、その後、ちゃんと答えをもらて納得したそうです。
最後に、
「これからもっと楽に生きられるようになるだろう。そうすれば人生はもっと豊かになり、人生そのものを愛せるようになるだろう。(自分の人生を)楽しみなさい」
とメッセージをもらったそうです。
いや~、すごい旅でしたね!
まだ続きがあるのです。
実は例の「ミラクルズご一行様」の件です。
(つづく)
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