(つづき)
私:「明度の差」ってことで言うと、たとえば「黄色60%」の明度の人は、「赤60%」とか「青60%」など、同じ60%の明度同士ならリーディングが可能なの?
ガイド:いいえ
私:そうか、できないんだ。やはり同じ色の周波数同士でしか無理なのね?
ガイド:はい
私:じゃあ、たとえば緑色に「0から100」までの明度があったとして、明度の低い人が明度の高い人をリーディングするのも、やはり難しい?
ガイド:はい
私:逆に、明度の高い人が、明度の低い人をリーディングするのも難しい?
ガイド:はい
私:ってことは、同じ色の周波数で、かつ身近にいる人に対してリーディングするとよく視えるということ?
なるほど。
「光と闇」の概念に対して私なりに理解することができたように思います。
自分らしく生きるには、「人生に影響を及ぼす過去の感情」を手放すことが必須です。
それゆえ、私の講座には「解放」を学ぶ人たちが集まってきます。
その方たちの周波数はさまざまです。
Yさんが「マサコさんの前だとリーディングがうまくできない」というのは、たまたまYさんと私の周波数が異なるからなのでしょう。「青」と「赤」のように。
単にそれだけのことです。
そして、なぜセッションのときはうまくできるのかというと、宇宙の法則が「類は友を呼ぶ」ように、同じような周波数のクライアントさんがいらっしゃるからだと思います。
そもそも、人が、いつ、誰のセッションを受けに行くかはシナリオで決まっていますから。
ただ、私の講座は「学びの場」ですので、セッションとは異なり、さまざまな周波数の方がいらっしゃるのだと思います。
翌日の12月9日。
目黒自然教育園へ行ったメンバーのうち、Yさん以外の全員が集まりました。(Yさんは卒業なさったのです)
一番のりのユウコさんが、椅子が4つセッティングされているのを見て、
「今日は全員来るんですね」って。
私:うん、一昨日Mさんと(zoomで)話したときに、「9日は絶対に行かなくちゃいけない気がする」って言うから、「なぜ?」って聞いたら、ガイドが「ユウコさんの解放がある」って言ってたよ。
ユウコ:やばい!
私:え? やばい?
ユウコ:あれ? なぜ「やばい」って言ったんだろう?
私:きっと、潜在意識は知ってるんだね。笑
全員が揃ったところで、「光と闇」に関しての経緯を説明します。
私:つまり、闇の人間とか、光の人間とか、いないということです。
「闇」は、人の持つ「心の闇」だけ。
……と話している最中に、新たな疑問が。
私:ねえねえ、魂が生まれた時から周波数があるけれども、その時点でお互いが違う周波数だという事は気づいているのかな?
Mさんのガイド:いいえ
私:肉体に入ったときに、「周波数の違いがある」ことに気づくの?
ガイド:はい
私:じゃあ、Yさんも肉体に入ったあとで、自分と違う周波数があることに気づいたってこと? て、違う次元に侵入しようとしたの?
ガイド:はい
私:つまり、宇宙に漂っているときは周波数に気づいていないということね?
ガイド:沈黙
私:この聞き方じゃだめなのね。笑
聞き方を変えますね。
えっと、もともと宇宙には「周波数」という概念すらないから、誰もそんな事は考えないということ?
ガイド:はい
私:そうだね。概念が生まれるのは、「肉体を持っているときだけ」だものね?
ガイド:はい
私:ってことは、Yさんも自分と違う周波数があることに気がついて、侵入しようと企んだというよりは、5次元的にいえば、そこに行ったら何ができるんだろう? どんなふうに違う世界なんだろう? って単に好奇心で行ってみたかっただけってことよね?
3次元的にはそれを「企み」とか、「悪いことをしようとした」と表現しているけれども?
ガイド:はい
私:そうなんですね。すべては人間が作り出した「概念」。
私が見たYさんの過去世も然りなんだわ。
違う次元に入ってみたくて天使の札をとりあげたことも。
そもそも、魔女が天使の次元に憧れたように見えたことも。
これを、「青」の人が「赤」の世界に興味を持っただけと捉えたなら、なんてことないのに。
さも、「闇」が悪さをしているようなストーリーとして浮かんだのは、私の潜在意識の中に、まだまだ「光」と「闇」の線引きがあったからだといえます。
それと、もうひとつ。
フラットな立場から傍観してみれば、線引きなどない世界かもしれませんが、3次元にいる私たちは、各々自分の立場からものごとを捉えるので、どうしても自分たちにとって都合の悪いことをしてくる相手は「敵」とみなしてしまうのです。
このあと、ユウコさんがまさにそれを裏付けるような過去世を見せてくれました。
(つづく)
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