さて、「光と闇」の真実、最終章です。
この1年間はこれがテーマだったようです。
ミラクルセラピー講座にいらっしゃる生徒さんたちも、まるでそのための要員が配置されるかのごとく、各々必要なタイミングに合わせていらっしゃっているようでした。笑
先日遊びに来て下さったミユキさんも、5月から受講なさっているのですが、
「第1回目の講座はいきなり、『ねえねえ、光と闇って、どう思います?』から始まりましたよね」
って。
そうでしたっけ? 笑
生徒さんたちのおかげで、(私たちなりに)「光と闇」の概念について解き明かすことができました。
結論からいえば、「闇の人間」など存在しないということです。
誰かの言動を見て、「あの人、闇だよね」と思ったとしても、その人は闇の人間ではありません。
闇は「人の心の中」にだけ存在します。
「あの人は心に闇を抱えている」という表現がありますが、正にそのことです。
そして、その「心の闇」の正体は、自分が過去に経験した「負の感情」です。
それも、「誰かに嫌な目にあわされた」「裏切られてつらかった」「恨んでやる」などの感情ではありません。
そのような感情は魂の世界へ戻ったときにリセットされているようです。
「闇」として残るのは、誰かに対して行った罪悪感、自責の念、後悔などです。
その感情が強ければ強いほど、「自分を許さない」のです。
自分を許さない。
自分は許されていいはずがない。
そういうエネルギーを発振しています。
しかも、「負の感情」は今世で抱いたものもありますが、多くは「過去世」で発生したものが持ち越されてきたものです。
つまり、今世の私たちの記憶には残っていないにも関わらず、感情としては存在しているため、自動的に発振し続けているのです。
「潜在意識」の領域、つまり無意識下からです。
だからこそ、潜在意識を書き換える必要があるのです。
実際には書き換えるという手法を用いて、過去の感情を「解放」しているわけですが・・・。
この世界はただただエネルギーが交錯しているだけです。
そこには「同じ周波数同士が共振共鳴する」という法則があります。
テレビのリモコンで「8」を選択すれば、モニターに「8」が映るのと同じです。
意識的であろうと、無意識であろうと、「発振」されれば、共振共鳴した「現実」が目の前に起こります。
今の自分が「8」を選択しているという認識がなくても、過去から持ち越した感情が「8」を発振し続けている限り、「8」の現実が続くのです。
「自分を許さない」「自分なんて許されない」という思いを発振していれば、その感情の周波数と共振共鳴して、そう思わせる人物が表れたり、そういう現象が起きたりします。
そのことに気づかず、どこかから闇のエネルギーがやってきて自分に悪さをしていると思いこみ、
「なんでこんなことが起こるの?」
「一体何なの?」
「浄霊しなくちゃ」
と怒りや恐怖の感情を発振すると、またそれに共振共鳴して現象が続く・・・。
まさに負のスパイラルです。
やるべき事はたったひとつ。
「過去の負の感情」を解放することです。
「心の闇」を解放すれば、共振共鳴は止まるからです。
というわけで、そもそも「闇の人間」は存在しません。
そして、もう一つ大切な概念は、魂は生まれた時点で周波数があり、どんなに転生してもその周波数は変わらないということです。
魂は最初から完成品です。
ですから、「魂を磨く」「魂が成長する」という表現は、正確にいうなら、あてはまらないのかもしれません。
単にさまざまな肉体に入って、さまざまな体験をしているにすぎません。
しかし、魂が各々の周波数を持っているがゆえに起こることもあるのです。
最終章でお伝えしたいのは、正にその点なのです。
(つづく)
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