『過去世診療所』の出版！
（つづき）
講座が終わり、夕方になって生徒さんたちが帰ると、また両手の先からピリピリとしてきました。
あの「惑星ひとりぼっち」の恐怖がやってくる前触れです・・・・。
どうしよう、どうしよう・・・。
息子からLINEが入りました。
「夜はそっちに行くよ」と。
ほどなくして、息子がやってきました。
私より一足先に引越しをしたのですが、残っている荷物を取りにきたのです。
夕飯を食べると言うのでお惣菜を買いに行きますが・・・。
もう体中に震えが走り、動悸がして、気が狂いそうになります。
体がふわふわして意識が定まらず、自分がどこを歩いているのかも、わかりません。
涙があふれてきます。
明らかにおかしい・・・。
おかしい、おかしい、おかしい・・・！
家に戻り、息子と同じ部屋にいるだけで気が狂いそうになります。
体がぶるぶると震え、呼吸が苦しいのです。
どうしよう、どうしよう！
セッションルームに避難します。
いてもたってもいられない・・・
部屋をぐるぐる歩きまわったり何度も何度も大きく深呼吸。
それでも止まらず、
どんどんおかしくなります。
あまりの苦しさに号泣・・・
気が狂いそう、気が狂いそう、
こんな苦しみがいつまで続くんですか？
こんな苦しみが続くのならいっそ殺してください・・・
どこかの崖から海に飛び込むビジョンが浮かびます。
もう死んだほうがいい・・
こんな苦しみが続くのならいっそ殺してください・・・
どこかの崖から海に飛び込むビジョンが浮かびます。
もう死んだほうがいい・・
ああ、とにかくじっとしていられない・・・
横になってもだめだし、
歩き回ってもだめだし・・・
『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』という本を突然思い出しました。
ぴょんぴょん飛んでみます。
歩きまわるよりこのほうが楽。
なぜだろう？
トントンとすることでエネルギーが下に下り調整されるのかな？
でも、気が狂いそう、気が狂いそう・・・
この感覚が襲ってくるとこわい。
パペット人形を手に取り、曼荼羅ふたつを胸に抱きしめ、背中に当て、泣きじゃくりながら・・・
助けて、助けて、
私はどうなってしまうの？
明日、精神科へ行って安定剤をもらってこようか。
もう薬漬けになってでもいい。
この発狂しそうな気持ちから解放されるのなら、そのほうがいい。
いやいや、
講座では「すべては過去の感情から」だと言って「解放」を教えているのに、その私がこんな風になってしまうなんて・・・
原因は絶対、「過去の感情」。
でも、もう過去世だって、これでもかこれでもかというほど解放したのに。
それでもだめなの？
これ以上、どうしたらいいの？
泣きながら、とにかく部屋の片隅に腰をおろし、頑張って過去世を視ます・・・
戦争で息子を送り出す過去世が浮かびますが・・・。
ああ、たぶん、これをやっても軽くならないという気がします。
どうして？
神様、いつまでこれが続くの？
このまま気が狂うのかも・・
「死」が頭をよぎります。
「死」が頭をよぎります。
もう死んだ方が・・・・
もう、もう限界・・・・
涙が止まりません・・・
手にパペットをはめて話しかけます。
「助けて？
なんでこんなに苦しいの？
どうしたらいいの？」
深呼吸をしながら、思いつくままに
深呼吸をしながら、思いつくままに
「助けて欲しいサブパーソナリティ」
をイメージしてみました。
誰？
私の中の「助けて欲しい」人は誰なの・・・？
あ・・・・・！
突然、
インナーチャイルドが出てきました！
驚きました・・・！
インナーチャイルド？
私のインナーチャイルド？
どうして？
これ、過去世じゃなくて、インナーチャイルドなの？
フォーカスしてみます。
苦しそうに歪んでいる顔・・・
5歳位の私です。
どうしたの？
どうしてほしいの？
癒してあげたらいいの？
その時・・・
1歳か2歳のときの自分の姿が視えました！
苦しみに顔を歪めています。
苦しい・・・
辛い・・・
そうか！
わかった！
思い出しました！
（つづく）
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