4日目④
Tさんが能力開花したのをいいことに、
ママはいろんなことを聞いてもらった。
ママが常々、気になっていたのは、これ!
「才能の花火師」なんて言われて、
(以前、ある講座を受講した際に
インストラクターさんが名づけてくれた。
”あなたの才能に火をつけます”、ということらしい)
確かに人の才能を打ち上げ花火のごとく、
パァン!と開花させるのは
お役目かもしれないけど、
ママ:目の前のいがぐり(生徒さん達)の、
イガから栗の実を取り出したら、
うわっ
つまり、生徒さんの能力が開花すると、
その能力のすごさに、たじたじ・・・・。
自分よりよっぽど能力のありそうな人たちばかりで・・・。
Tさんにしたって、R子さんにしたって・・・。
講座の途中で、
「あ! そういえば、私、
子供の頃からそういうこと、できてた!」って、
霊能者だったことを思い出した人も
何人もいるのだ。
ママは、「それはなぜなの?」って
Tさんを誘導して「上」に聞いてみた。
Tさん:例の赤いスカーフの魔女が
出てきました! (笑)
魔女が言うには、
マサコさんは昔、今のように、
みんなの先生だったことがあるそうです。
「(そのときの)生徒たちが
大きくなった姿をみたいだろう?
今の開花した姿を見せてあげてんだよ!」って。
この魔女は、
Tさんと話すのが楽しいらしく、
たびたび出現する。
魔女:力のない人に、
(相手に)能力があることを思い出させるのは、
できないだろう?
魔女はそう言って、
生徒さん達が能力開花するのは、
ママに開花させる能力があるからだよ、
ってフォローしてくれたんだけど・・・。
ママは納得できず・・・。
魔女:今生は、みんなを「羽ばたかせる」のが
役目なんじゃ。
昔の教え子の成長した姿を
見たくはないのかい?
ママ:もちろん、
能力が開いていくのを見るのは
この上ない喜びですけど、
でも、みんな、私よりすごいみたいなんです!
魔女:昔は、みんなに勉強をさせるだけで
達成感なく終わったんじゃ。
今生は、自分のレベルを下げてでも、
達成感を味わいたかった。
自分でそのシナリオを決めてきたんじゃよ。
ママ:え~っと、
なんで自分のレベルを下げる必要があるんですか?
魔女:レベルを下げることで、
みんなの気持ちがわかるからじゃ。
たとえば、
東大生が何の挫折もなく
エリートの道を歩んだとしたら?
挫折する苦しみも葛藤も
わからないかもしれない。
それと同じように、
あなたが最初からすごい能力を
持った霊能者だったら、
みんなの気持ちが理解できないじゃろう?
そして、みんなも恐れ多くて、
あなたの元へは来れないじゃろう?
つまり、
ママがものすご~い力を持った霊能者だったなら、
どんなに、
「みんな誰でもこんなこと、できるよ!」
と言ったところで、
「いやいや、あんな風になれるわけがない」
と思って、近寄りがたいと言うのだ。
ママ:(ふ~ん、そういうものなのかあ・・・)
ま、いいや!
今は毎日が楽しくてたまらないし、
それに、
生徒さんたちが講座に来て
楽しんでくれるのは嬉しいし、
リーディングとか
いろんなことができるようになって、
生徒さん同士の交流もいっぱい深まって、
みんなが、
「人生が楽しくなった!」
って言ってくれれば最高だから。
(つづく)
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