お花と対話する
Tさんは植物と話せる・・・・
というか、
植物の気持ちを感じることができる。
目の前のテーブルには、
つぼみがほんの少し開いただけのバラが一輪、
そして、別のテーブルの上には、
花瓶にたくさんのバラが活けてあって、
見事に咲いている。
Tさんは両方を見比べて、こう言った。
Tさん:こっち(一輪)のバラは、
「みんなと一緒じゃなくても、
私は自分のペースでゆっくり咲きたいから、
気にしないでね」って言ってるよ。
ママにもメッセージが聞こえた。
店で売られているすべてのバラが、
みな一様に美しく咲き誇るわけではなく、
中には、つぼみで一生を終えるもの、
満開にまでは咲くことのできないもの、
いろんな「生」を背負っているものがいる。
自分はそういったものを
引き受ける役目なのだと。
R子さんはTさんのリーディング力に感心して、
次から次へと質問を投げかける。
R子:じゃあさ、
ベランダに置いてあるアジサイは?
あの場所で大丈夫?
Tさんがベランダを覗いて、
「うん、大丈夫」
「でも、その隣にある鉢植えは
室内に入りたがってる」
R子:やっぱり、そうかあ!
なんだかそんな気がしたのよね~。
で、いそいそと室内へといれてあげる。
Tさん:それから、
あのテレビ台の横の棚にある鉢植えは、
逆に、外に出たがってる。
R子:え? そうなの?
Tさん:うん、ここは暖かすぎるって。
R子さんは、今度はその鉢植えを外へ出す。(笑)
R子:部屋の隅っこに置いてある、
あのポインセチアは?
Tさん:あの子はあの場所がお気に入り。
あそこから部屋のすべてが
見渡せるから気に入ってる。
ママ:面白かったのはね、会話の間中、
出窓の鉢植えたちがし~んと息をひそめて
その様子を見守っていたの!
ほかの鉢植えと
場所を入れ替えられたりしてたまるもんか!って。
その気持ちがヒシヒシと伝わってきた。 (笑)
Tさんは、なんだかこの国に来た途端に、
リーディング力が全開になった気がした。
ママ: その通りだったの!
植物だけではなかった。
石とも対話をし、
ガイドとも対話をし、
ママがR子さんの過去世を見ているときには、
一緒にその過去世に
す~っと降りてくるほどになっていく。
ママ:ミラクルセラピーの講座は
まだ半分(4回)しか終わってなかったのに、
いったい何が起きたのかと。
でも、まあ、最初に受講に来た時から、
霊性の高い人だなあとは思っていたので、
然るべき時が訪れただけのことかもしれない。
そして、
このあとの滞在期間中、
Tさんの力が多くのミラクルな出来事を
引き起こすことになる。
その力はR子さんにまで波及し、
ついにはR子さんの能力までも
開花させてしまうのだ。
さて、
ひととおり植物との対話が終わったところで、
ママとTさんは持ってきたお土産を
ザザ~ッと床の上にぶちまけた。(笑)
ママ:R子さんが
日本で買ってきて欲しいものがあるんだけど、
頼んでいい?って聞いてきたから、
気軽に
「いいよ~!
ふたりだからいっぱい持って行けるよ~」
って言ってしまったら・・・・
さざれ石 1キロ
切り餅 1キロ
羊羹 1キロ
お菓子やふりかけ、調味料類・・・・
と、わんさか。
さらに、頼まれもしないのに、
勝手に本とかも持って行ったし、
Tさんも、「お正月」を意識して、
しめ縄や門松、鏡餅まで持参して、
たぶんふたりで10キロぐらいは
あったんじゃないかと思う。 (笑)
あれもこれも持って行ってあげたいと思う自分を
変だな?って感じてたんだけど、
行ってみたら理由がわかったの。
過去世でR子さんの母親だったことがあったのだ。
私:そっか! (笑)
田舎の母親が娘を訪ねて上京する際に、
お米とか、田舎でとれた野菜とか、
作ったお惣菜とかを
持って行ってあげるような感覚だったんだ。
ママ:そうそう! ハハハ・・・!
(つづく)
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