先日、次回の講座日程を決めるために、生徒Gさんに電話をしたときのこと。
用件が終わり、
「ついでだから、何か解放するものがあるか、見てみようか?」と私。
すると、Gさんが、自分にも「魔女で火あぶり」的な過去世があるかを見てほしいと言います。
今生でスピリチュアルの勉強をしている人は、
魔女だったとか、ヒーラーだったとか、占い師だったときの過去世が影響をしていることが多々あります。
Gさんは以前、メンタルブロックを見たら、
「火あぶりにされている魔女を見ている自分」が出てきたのだそう。
こわい、こわりと思って見ていて、それ以外のことはわからなかったけど、気になるのだといいます。
「ふ~ん、そうなんだ~」と言いかけて、
あっ
「それ、私! 火あぶりにあってるのは、私だわ
」
ハハハ・・・・
なんと、その魔女は私です。
古いヨーロッパの時代なのでしょう。
私もGさんも共に魔女で、仲間です。
あるとき、国で魔女狩りが始まり、次々と魔女がつかまって処刑されていきます。
密告すると報奨金をもらえるため、Gさんは誰かが自分のことを役人に告げるのではないかという恐怖におびえ、 これまで助けてきた人々だっていつ自分を裏切るかも・・・と疑心暗鬼になり、「人」が怖くなります。
で、自宅の床下に穴を掘って隠れるのです。
何年もそうやって暮らし、最後は気がふれてしまいます。
この過去世を解放すると、
先に処刑された私やほかの魔女たちが毎晩Gさんのベッドの上にキラキラ輝く「星」の姿で現れ、
「大丈夫だよ、私たちが守っているから!
安心してお仕事をしてね」と。
最初のストーリーでは、
Gさんは亡くなって魂だけの存在にもどったときに、とても後悔していました。
自分は魔女に生まれ、
輪廻転生のしくみも知っていたのに、
死を恐れるあまり、隠れているだけの人生を送ってしまった、
せっかく能力があるのだから、もっと人の役に立てばよかった、
息を潜めて何もせずに長生きするよりも、
たとえ短命でも自分の力を使いきった数年の方がよほど価値があったのに・・・と。
そのときの「後悔の気持ち」を解放したわけですが、
私やGさん、そして今Gさんと一緒に講座を受講しているほかの生徒さんたちも、
過去世で何度も何度も魔女的な人生を共に送った絆の深い仲間たちだとわかったのです。
平和な今生で再会しようねと決めていたのでした。
Gさんの解放をしたのに、私の方が涙ぐんでしまいました。
過去世を見ている間は、脳が変性意識(シータ波)になっています。
シータ波のときは時空間の制限が外れるので、
一瞬の間にワープして、(意識が)当時に戻り、
そのときの感情をそのまま感じるのです。
解放後、Gさんが、
「講座のとき、”私だけ・・・”って、いつも(得体の知れない)後ろめたさがあったのはこれだったんですね」とつぶやいたのが印象的でした。
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