昨日はむらちゃんと一緒に「貨幣博物館」へ行ってきました。
面白い博物館や美術館巡りをしたいなあと思い、先月はロボットカフェ、そして今回は「貨幣博物館」。
場所は日本銀行のすぐ隣です。
実は前日、人生で初めて日本銀行(本店)にも行ってきたのです。
というのも、数日前のこと。
銀行でお金をおろし、封筒に入れて持ち帰り、家でお金を取り出して封筒は破って捨てた……つもりだったのですが。
翌日、そのお金を郵便局へ持っていき、税金を納付しようとしたら「1万円足りません」と言われ、「おろしたお金を全額そのまま持ってきたはずなのに?」と。
「あ、もしかして?」
慌てて家に戻り、ゴミ箱をあさってみると、封筒に張り付いたまま、ビリビリに破れてしまったお札を発見!
このような状態のお札は、日本銀行でしか交換できないそうです。
で、ネットで予約を入れて出向いたわけです。
日本銀行の前には警察官が何人もいて、厳重な警備体制。
「入口はどこかなあ?」ときょろきょろしていたら、一斉にこちらを見ている……![]()
入口に入るまでずっと視線を感じ、入るとすぐに荷物検査、空港の保安検査のように金属探知ゲートを通って中へ。
建物内でも警備員や防犯カメラの視線を至るところで感じ、物々しい雰囲気で緊張しました。
「貨幣博物館」でも、入口でのチェックはありましたが、「不審者ではないか?」「怪しい者ではないか?」という視線は感じずに済みました。
展示室は2階にあります。
エレベーターを降りるとすぐにあるのが、「1億円を持ってみよう!」という体験コーナー。
むらちゃんは軽々と持ち上げていましたが、
私はかなり苦戦。
1億円は、重さにすると約10キロなのだそう。
つまり、1000万円で約1キロということですね。
写真撮影用のアイテムまで用意されていて、なかなか親切。
むらちゃんが選んだのは、これ!
この廊下の先が展示室ですが、展示室内は撮影禁止です。
お金の歴史を時代ごとにたどる展示は、とても興味深く、中でも「へえ!」と思ったのが、7世紀ごろ、日本では中国にならって「銭貨」を発行したものの、銅が乏しく、鋳造が難しかったため、衰退して使われなくなったのだそう。
その後は、お米や布などが通貨の代わりとして使われていたそうですが、約200年後には、やはり不便だったのか、中国から入ってきた銭が再び使われるようになったそうです。
その時代を生きていた人たちは、「200年前にも使っていた」なんて、きっと想像もしなかっただろうなあって。
また、当時はまだ型取りなどの技術が十分ではなく、貨幣の大きさや重さを正確にそろえて作ることができなかったため、、次第に銀貨や金貨が作られるようになっても、一枚ごとの重さにはばらつきがあったそうです。
なので、支払いの際には削って必要な重さに調整していたのだとか。
紙のお金が使われるようになったのは、江戸時代(17世紀)に、各地の藩が発行した「藩札」からだそうです。
お金の歴史、なかなか面白かったです。
「貨幣博物館」を後にして、表参道へと向かいます。
むらちゃんが電車内で「クリスマスマーケット」の広告を見つけ、「行ってみましょう!」と。
外苑前駅から銀杏並木を抜けて突き当りが会場です。
これは半月前の銀杏並木の写真。![]()
まるで銀杏の葉を敷き詰めた絨毯のようでしたが、今はすっかり散っています。
到着です。
世界最古といわれる ドイツ・ドレスデンのクリスマスマーケットを再現したもので、2015年から開催されているそうです。
クリスマス風の飾りつけをした屋台がずらり。
それを一周してすべて見てから、次に雑貨屋を一軒ずつ見て回り、休憩。
事前に予約をすると、オリジナルカップをもらえ、ドリンク購入時には、希望すればそのカップに注いでもらえる仕組みです。
ナッツ入り生クリームたっぷりのココアを選択。
この日はぽかぽか陽気でとにかく気持ち良かった~!
ちなみに夜になると、会場はこんな雰囲気に。
その後、むらちゃんが寄りたい本屋さんが青山一丁目にあるということで、一駅分歩いて移動。
本を購入したあと、少し遅めのランチを食べて解散しました。
私は10月末に「さよなら、地球」と何らかの宇宙エネルギーが還ってしまい、入れ替わるように別のエネルギーが入ってきてからというもの、3次元の世界が楽しくてたまりません。
毎日ワクワクがとまらないのです。
この日も本当に楽しかった!










