保育の現場経験15年
述べ800人以上の親子を支えてきた実績を基に、
ワーキングマザーの子育てライフを戦略的にプロデュース
母と子のマインドアップコンサルタントの
白鳥夏帆です
今日は、昨日の記事
「マザーのお悩み…お金ではお子さんの心は満たせません」
の続きです。
時間に余裕がなくて、中々お子さんに手を込んだお料理を作ってあげられなかったり、
「お母さんと一緒がいい…」というお子さんの思いを満たしてあげられないという理由から、
その場しのぎの代替案として、
「わかった、わかった、じゃあお菓子買ってあげるから」
「おもちゃ買ってあげるから」
と、「せめて何か買ってこの子が喜ぶなら…」
「この子が喜ぶ顔が見られるから…」
という気持ちから、物を買ってあげる事で、お子さんの気持ちを満たしてあげようとするお母様、お父様がいらっしゃいます。
結論からいうと、
お子さんの気持ちは、物では決して満たす事は出来ませんから!
私のクライエントさんの、親戚の方の実例をご紹介致します。
男の子1人とご両親の3人暮らし。お母様はワーキングマザー。
小さい頃から、あれが欲しい、これが欲しいと言えば、
全て買って与えていたそうです。
もちろん、クライエントさんのご夫婦は、それではいけない。大変な事になるぞ。
と事あるごとに忠告されていたそうです。
しかし、そのご夫婦は聞き入れず、どんどん物を買ってあげていたそうです。
思春期を迎え、要求する物もおもちゃはお金になり、
額も多額になっていったようです。
しかし、その頃にはもう我慢はできない状態になり、
ご両親は男の子の言いなり状態に。
ある日、バイクを買って欲しいと言われ、勿論ご両親は止めましたが、男の子は聞き入れる事が出来ず、
ご両親は渋々バイクを購入。そして、間もなくバイク事故で亡くなってしまったそうです。
息子さんが亡くなってから初めて、「私達が間違っていた…」と言われたそうです。
ワーキングマザーの皆様は、日々時間的にも気持ち的にも余裕がない状態で、
本当に良く頑張っていらっしゃるなあと思います。
しかし、その余裕の無さが故に視野が狭くなっていき、お子さんの為に…
と仕事をし、子育てをしていたはずが本当に大切にしなければならない事から、
かけ離れていってしまう方を時々見かけます。
時々、立ち止まって時には第三者の力をかりて、
子育てやご自分の生き方について、見直したり今後の道を確かめる事も1つの方法かな?と思います。
もちろん、1人の時間を持って子育ての事、仕事の事、家族の事、これからのご自分の事について考えている事も良いと思います。
頑張り屋さんのワーキングマザーの方は、どうしても1人で頑張りすぎて、孤立しがち。
でもね、決して1人ではありませんよ。頑張っているあなたの事、応援している周りの人が必ずいます。
そして、私もそんな頑張り屋さんのあなたの事、ずっと応援していますからね。
