子どもとの休みに本当に大切にすべき事 | 保育歴25年保育士のブログ

保育歴25年保育士のブログ

子ども子育てコンサルタント
保育の現場経験25年

忙しいワーキングマザーの強い味方
チャイルドカウンセラー白鳥夏帆です


{3FADF9D2-3A5D-483B-8046-404FE9A991C2:01}

今年のシルバーウィークは日にちも長く、
遠くに旅行に行った方も、多かったのではないでしょうか?


お休み明けの木曜日。


朝お子さんを保育園に預ける時、お子さんはどんな姿だったでしょうか?


先生やお友達に休み中の出来事を話したくて仕方がない子。


お休みが長くてお母様、お父様と離れがたくて泣いてしまう子。


様々な子どもの姿が見られたのではないかと思います。


休み明けの、朝のお子さんの姿は、少なからず休み中の出来事が関係している場合があります。


お休み中、スケジュールが盛りだくさん。
前日の夜遅くに帰ってきたという場合。

お子さんは、グズグズ眠くて仕方がない様子。
「お母さーん!」と大泣き。


お休み中は、普段出来ない用事を全て済ませる為に、お母様の用事にずっと付き合っていたお子さん。

お母様ともっとたくさんお話ししたくて、「お母さんがいいよー」


特に遠くはいかなかったけれど、近場の公園におにぎり持って、ピクニックごっこをしてた女の子。
「お母さん、お仕事頑張ってね。いってらっしゃーい」とニコニコ笑顔。


長い連休に、いつもは行けないような、遠くの特別な場所に、お金と時間をかけて行くことが、


子どもにとって、嬉しいお休みというわけではないのです。



お子さんは、大好きなお母さん、お父様と、


いっぱいお話しして、いっぱい関わって、色々な経験を共にして、


うれしい、楽しい、びっくり、を一緒に共感したいのです。



だから、極論を言ってしまえば、


高額な入場料を払っても、無料の場所に行っても、


遠くの行った事のない場所でも、いつもの公園でも、


子どもには、それ程関係ないのです!


それより、お子さんの魂、本当の気持ちが欲している事は、


ご両親と一緒に関わる経験です。


お子さんが、

あれ欲しい!

これ欲しい!

あそこ行きたい!

を叶えてあげる事も大切ですが、



それより先に、お母様、お父様と一緒に過ごして、


沢山の経験、感情を共にする、共有体験が大切なのです。



この経験が無かったら、どんなに高い物を沢山買ってもらっても、


どんなに素敵な場所に連れて行ってもらっても、


心の奥底の本当の気持ちが満たされる事はありません。


心の奥底の本当の気持を親子の共有体験により、満たされたお子さんこそが、


将来、ありのままの自分を認め、キラキラと輝いて自分の道を、自分の力で歩んでいく事ができるのです。



お子さんとの休みの日に時間を共にできるのも、子育ての中のほんのちょっとの時間です。


お休みの日の過ごし方について、何を大切にして、どんな事をしたいのか?


一度ご家族で考えてみる事をお勧めします。


子どもがいるからこそ、子どもと一緒にやるからこそ、大人にとっても楽しい経験が沢山ありますよ。


これぞ、子育ての醍醐味です!


次回は、私が沢山の親子に出会ってきた中で、

素敵だなあと思った、親子の休みの過ごし方についてご紹介していきますね。