忙しいワーキングマザーの強い味方
チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です
今回は前回の記事
「なぜ、食育が大切なの?」の続きからです。
前回は、子どもにとっての食事の意味について書きました。
今回は、具体的な子どもへの食事の援助についてと前回言いましたがその前に、
食事の捉え方について書きたいと思います。
①食事は楽しくが一番。
②食べる意欲を大切に自由に食べさせましょう。
③食事が嫌にならないように、無理強いはやめましょう。
などと、言われる食事。
本当にその通りだと思います。
しかし、何だか最近子ども達の食事を見たり、
お母様、お父様が食事をお子さんにあげている場面を目にして、
少し意味合いが変わってきているやうに思います。
①「食事は楽しくが一番」
これは誰にとって?
例えば…
男の子が大きな声を出しながら、立ったり座ったり、楽しそうに食べています。
その脇で妹は、静かにパンを食べています。
しかし、お兄ちゃんが立ったり座ったりしていたので、
妹の牛乳が溢れてしまい、妹は泣き出してしまいました。
このご家庭の食事は楽しいものでしょうか?
これが、保育園、幼稚園など集団になればなおさらの事です。
「楽しい食事」
では、少し曖昧なのかもしれません。
食事は一人で食べるより、
家族や仲間とみんなで食べる方が何倍も美味しく感じられます。
そこで、必要なのが食事のマナー。
交差点に信号が無かったら、楽しいはずのドライブも事故を起こしてしまいます。
お子さんが小さくても、食卓にはテーブルマナーが必要なのではないでしょうか。
勿論、年齢に応じた伝え方、やり方があると思いますが、
どんな風に食べたらみんなが楽しく食事を食べられるのか?
という視点で、ご家庭の食事の時間を見直してみるのもいいですね。
この時の楽しいのポイントは、
食卓を囲む全ての人が楽しいという事です。
次回は
②食べる意欲を大切に自由に食べさせましょう
について、書いていきますね。
