チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です
とご相談にいらっしゃったSさん。
お子さんは、3歳児クラスの年少さん。
どんな場面でそう感じたのかを詳しく聞いていきました。
すると、実際にお母様がその場面を見たわけではなく、
「入れてっていっても、◯◯くん(お子さんの名前)は、だめーって、△くんが言うんだ」
と、お子さんがお母様にお話してきたのを聞いて、いじめられていると思ったようでした。
こういうケースは、結構あります。
その理由は子どもの発達する過程、育ちに隠されています。
大人から見ると一見、いじめられているかのように見えて、
お母様は心を痛められるのですね。
しかし、この場合ほどんどのケースがいじめではありません。
お友達が◯◯くんはだめーと言った、この一見意地悪な言い方、
言われた方は、何で僕だけだめなんだと悲しくなります。
しかし、言った子の視点から見ると心の成長を感じます。
3歳クラスのこの時期、そろそろ出てきて当たり前の心の育ちなのです。
では、なぜこの一見意地悪な言い方が心の育ちなのか?
については、次回またお話しますね。


