苦手なママ友は克服できる⁈ | 保育歴25年保育士のブログ

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チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です

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何よりも、お子さんの気持ちを大切にしたいと、

いつも子育てに奮闘されているSさんからご相談がありました。


「ママ友の中で、いつもリーダー役を自ら引き受けてくれる方がいるのですが、


色々な事を決めたり、行事を運営する時、全く周りの意見を聞かず、

自分のやり方が全て、一緒にやっていくのが苦しくなってしまうのです」


どうやらこの方、とても強いので皆さん何も言えないのだそうです。


確かに、この方と一緒に何かしなくてはいけないとなると、周りの方は苦しいと思います。


外から見ていると、自分の意見が一番、それ以上に良い方法はない。


と決めつけた少し傲慢な方に見えるかも知れません。


しかし、こう言うタイプの方の多くは、心の中は意外にも、不安や焦りでいっぱい。


心が定まらずグラグラ揺れている事が多いです。


なので、実際こちらが毅然とした態度で正論を言うとあたふた、大焦りという姿が見られたり…。


そう、自己肯定感が低く、自分に自信が持てていない事が多いですね。


自分を信じる事ができる、自己肯定感が高い方は、


人の事も、そしてお子さんの事も認め、受け入れる事ができます。


人を認める事が出来る人は、人の意見を聞いて、意見を擦り合わせコミュニケーションをとりながら、より良い方法を皆んなで考える事が出来ます。


自己肯定感を乳幼児期に育てていく大切さがここにあります。


大人になってから育てるには、かなりの本人の努力が必要になっていくのですね。


周りの方も苦しいと思いますが、もっともっと苦しいのはご本人。


その事を頭に入れながら、この方を否定し排除するのではなく、

どうしたら、今よりも良い関係を築きながら、行事を終える事が出来るのかについて、

Sさんと具体的にセッションしていきました。


するとSさん、すっきりとした顔をされて「やってみます!」と自信に満ちた顔で帰っていかれました。


さて、どんな関係に変化していくのか?私も楽しみです。


成長、発達には臨界期があります。早ければ早いほど、修正も可能。効果も大きいのです。


ですから、セッションも乳幼児が一番効果的。


しかし、いくつになったから絶対に無理と言い切る事もできないと思います。


私は、死ぬまで人は成長していく事ができると思っています。


気付いた時がその人にとっての一番早い時期。ベストなタイミングなのです。