たまたま録画されていた番組を何気なく見ていると故・田中角栄氏のエピソードが紹介されていました。
その中で、田中氏は好んで次の詩を色紙に書いていたそうです。
『末ついに海となるべき山水もしばし木の葉の下くぐるなり』
直訳すれば、大きな海原も元をたどれば山からしみ出た僅かな水であり、しばらくの間は木の葉の下をチロチロと流れているものだ、ということでしょうか。
これを人の活動に例えれば、今は社会に貢献する度合いが低くても、志を大きく持っていれば多くの同志が集まり、その流れは勢いは増してどんな大事でも成すことができるという風に解釈できます。
この番組の中で、田中氏は富める者と貧しき者の格差をなくすために尽力されたと伝えていました。
私も、田中氏の好んだ詩に感動しつつ、益々ビジネスパーソンの知識格差をなくす努力を続けなければと思いを強くした次第です。
2017年も“すべてのビジネスパーソンにMBA理論を!”のミッションを掲げて駆け抜けていきたいと思います。