目標の立て方 | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。

 

目標は高く大きく

 

いい言葉ですね!

美しい!

 

ですが、個人的には、

この言葉は薬にも毒にもなると

思ってます。

 

「レベル60になるには目標をレベル60にしていては到達しない。

目標をレベル99にしてようやくレベル60になるんだ。」

みたいな主張が散見されます。

 

共感できます!

半分くらいは。

でもこれだけだと、

「わしが育てた」型指導者論理の暴走ですわ。

 

10人相手にレベル99目標で指導すれば

2人3人はレベル60に到達しますよ(笑)

 

でもこれは合う合わないあって、

合わない人は挫折したり、

レベル70の潜在能力がありながら

レベル40止まりだったり・・・

 

だって具体性に欠けてるもん(^皿^)

 

「ラスボス倒すぞ!」

「強くなれ!」

を連呼するだけの環境で伸び悩んでいた人に、

「まずはスライムを倒してみましょう。」

と語りかけると

「バカにしてんのか?」

という反応を取られます。

そこで、

「スライムの倒し方ひとつ取っても、

武器で倒す、道具を使う、呪文を使う

引き出しは3つありますよね。

まずはやってみませんか?」

と問いかけます。

 

やらない人はどうぞご勝手に

ということで(-_-;)

 

やってみると、

やるべきことが具体的だからか

教える方も教わる方も

新しい発見があったりするんですよね♪

 

はぐれメタルばかり倒していると

画面の中のキャラだけが

レベルアップして

コントローラーを持ってる人の

頭が弱いまま

なんてこともよくあります。

 

画面の前の人と中の人が

経験値を積み重ねて、

わらしべ長者的に

少しずつレベルアップした結果として

ラスボスを倒していて

裏ボスまで倒していて

気づいたらレベル99でした

というアプローチも軽視しない方がいいかなと。

 

極限まで大きな人生目標

極限まで小さな日々のすごし方

最適ミックスは人それぞれ♪

 

資格試験で伸び悩んでいた人が

一度資格試験と距離を置いて

日々の実務を積み重ねた結果として

最強の実務家になって

有資格者を凌駕するとか

社会では普通にあるじゃないですか。

 

一人一人に合った目標設定になっているか

今後も気をつけてみようと思います。

 

礼。