20年 | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。


学生時代、

大阪出身の先輩が発した信じ難い言葉を耳にしたあの日から

今日でちょうど20年になります。


「関西で地震があってな、神戸で死者出まくりや!」


当時、誰もが関西で地震なんてあるわけないと思っていました。


地震があるのは伊豆とか北海道東部とか新潟とか

というイメージの方が少なくなかったと思います。


そんな固定観念を根本から覆したのが

20年前の阪神淡路大震災でした。


その後も2004年新潟県中越地震

そして2011年東日本大震災

他にも大きな地震はいくつもありました。


地震はどこで発生してもおかしくない。

防ぐことはできなくても、

被害を最小限に食い止める方法はある。


東日本大震災の時は我が家も震度5強を記録しました。

FAXは転落し、パソコンの画面が転がりましたが、

それ以外に大きな被害はありませんでした。


実は・・・


引っ越しの時に、

「この棚、重いから地震きたら絶対危ないよ。

そんな大きな地震ないとは思うけど、

止め具数千円くらいやっておいてもいいかな。」

と、

棚を固定しておいたのです。


もし、

「この棚、重いから地震が来たら危ないけど、

まあ、そこまでの地震は来ないだろう。」

だったら、棚のガラスが飛び散っていたかもしれません。。。


全てを「かもしれない」と疑うことはできなくても、

少しでも「かもしれない」と思ったら、

「かもしれない」を「だろう」に変換することなく、

できる備えをしていきたいと思います。


礼。