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徳島阿波おどり空港で

レンタカーをピックアップし、

小一時間のドライブで到着したのは、

全長68mあるという

長ーいエスカレーターに上って

兵庫県淡路島と徳島県鳴門市を結ぶ

「大鳴門橋」を見渡せる鳴門山展望台。

その昔、大正時代のこと。

徳島県の議員が

鳴門海峡の架橋の必要性を説いたものの、

実現不可能な案だとして

否決されたそうな。

が、時代と技術が追い付いた

昭和30年代にプロジェクトが始動、

現地調査が始まり、

昭和50年代に起工、

大鳴門橋が完成したのは

昭和60年のことでした。

残念ながら「プロジェクトX」では、

さらに大掛かりな工事だった

「明石海峡大橋」が取り上げられましたが、

いずれにしても

当時の工法を駆使して

マグニチュード8程度の地震にも耐えうるように

建築された一大工事に拍手喝采拍手

 

そうした土木の詳細な説明はさておき、

私を含め

一般人がいちばん興味あるのが、

橋の下で繰り広げられる

渦潮現象ですうずまき

「渦の道」と書かれた案内板に沿って、

橋を真横から眺めつつたどり着いたのが

橋のたもとに建つ渦潮観賞施設。

全長450m、高さ45mにのびる

大鳴門橋の遊歩道は、

四方を壁や窓、フェンスに囲まれて

安全に海を渡れるものの、

バスやトラックが橋を通過する都度、

反響音が無数の鉄骨に響いてグワングワンびっくり

なかなかの迫力で

手に汗握りながら進みゆけば、

床の途中に

スリル満点の仕掛けが。

肝試し感覚でガラス床に両足をつけるも、

真下の渦に引っ張られそうな恐怖で

即刻退場しました滝汗

 

それにしてもこの抜群の解放感。

大海原を進む客船のデッキに

佇んでるかのようおねがい

 

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