ひょうたんの形をした口永良部島。

ひょうたんのくびれた部分に

フェリーが到着する本村港があり、

民家も集中しています。

とはいっても、

島人口は100名ほどで、

商店は1店舗のみ。

必要最低限のものしか販売してないため、

しっかり買い出しする時は

フェリーに乗って

屋久島に出向くんだそう。

島にある診療所も1か所。

看護師は常駐してるけれど、

医者は週1訪問らしい。

したがって急病人は

救急車じゃなくてドクターヘリで搬送。

 

お金さえあれば、

なんでもすぐにモノやコトが

手に入る時代にあって、

この島の生活スタイルは、

不便極まりないかも知れない。

でも、それを上回る魅力が

この島にはいっぱいあって、

一日の仕事が終われば、

島に点在する

お気に入りの温泉にゆったり浸かり、

満天の星明かりの下、家路につく、

とか、

手つかずの自然がいっぱいの島は、

野生の動植物の宝庫で、

休日に釣りを楽しんでると

ウミガメが遊びに来る、

なんていう

島自慢の話を聞いてると、

だんだん羨ましくなってきた私。

思わず仕事を忘れ、

脱線した話で盛り上がったりして

これも島スタイル、と大いに楽しみました。

 

残った仕事は次の日に行うことにして、

宿泊する民宿まで

島民の方に案内してもらいました。

島の道路は舗装されてるものの、

道の端にフタのない溝があちこちに。

圏外でスマホが通じないところがあるから、

山奥での運転は慎重に、

くれぐれも脱輪しないように、

と島民から忠告。

 

究極の徐行運転で、

南国らしい樹木が茂る山道をドライブ、

今宵お世話になる宿へ向かいました。

 

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