前ブログの続き。

 

乗船したフェリー越しに

「口永良部島」と初対面。

最初に見えてきたインパクトのある景色は、

ところどころ緑が覆う荒々しい岩肌です。

しかも荒々しいだけじゃなく、

とってもカラフルな岩肌で、

自然が生みだしたアートそのもの。

なんでも、口永良部島は

現在も噴煙を上げる常時観測火山を従え、

噴火警戒レベルは入山規制がかかる

「レベル3」。

なおかつ、

豊かな生態系を有する島であることから

「緑の火山島」と称され、

2016年にユネスコエコパークに認定されたそう。

いっぽうで、その前年には大噴火が発生、

島民全員が屋久島に避難し、

惨事を免れた経験を経るなど、

自然と共生しながら

持続可能な発展を目指す地域モデルとして

注目されている島です。

島の港「本村港」に到着する前に、

見えてきたのが2015年の大噴火による

火砕流の爪痕。

噴火から8年以上経過してるけれど、

まだ自然は回復途中で、

火砕流の流れた跡がはっきりとわかる。

そして、上に目を向ければ、

今も白い蒸気をあげる新岳の姿が確認できます。

自然の脅威と向き合ってると、

船は徐々にスピードを緩め、

やがて本村港に到着。

 

クルマに戻ってフェリーから下車し、

口永良部島に上陸を果たしました。

待ってくれていた島民の方々への

ご挨拶を済ませ、そのまま仕事現場へ直行。

降っていた雨もちょうど上がり、

薄日もさしてきて

島全体が

私の上陸を歓迎してくれてる気分にルンルン

 

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