前ブログの続き。

 

宿泊ホテルを目指し

西に傾きかけたお日様を背に

ドライブを続けてると、

「志戸子(しとご)ガジュマル園」という

またまた魅惑的な案内板に吸い寄せらて、

寄り道することに。

閉園時間にギリ間に合い、

熱帯植物が茂る園内に足を踏み入れると、

成長した気根群が

すっくと立ちあがったガジュマルが

至る所で林立する独特の景観が展開し、

まるでエイリアンが跋扈する世界に

迷い込んだかの様。

真夜中に散策したら、

最強の肝試しになりそうだな滝汗

 

なんでもここ屋久島は

ガジュマルの北限地といわれてるらしいが、

主役張りの存在感で、

豊富な雨量を糧に活発に気根を伸ばし続け、

立派なエイリアンに成長している模様。

運営者に訊いたところ、

目の前にある海辺から

オカヤドカリがガジュマル園に

よく遊びに来て、

チャカチャカと園内をお散歩してるんだとか。

残念ながら

私が訪ねた時は見当たらなかったけど、

代わりに

愛くるしいキジねこさんが、

帰ろうとする私を熱いまなざしで

見送ってくれたのでした。

 

園を出て駐車場に向かうあたりでも、

漁港をバックに日向ぼっこをするねこさんが。

さくら耳は、

島民たちに愛されている証拠だなと感じ入りつつ、

周囲の漁村に目を向ければ

路地の奥まで道が掃き清められていて、

美しさと情緒たっぷりの景観に

しみじみ感動しました。

 

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