前ブログの続き。

 

翌朝。

徳島駅前のビル越しに

眉山が朝日に輝く眺望を楽しみながら

寝起きのコーヒータイム。

 

眉の上では、

眉山ロープウェイの支柱や建物が

ピョコピョコ飛び出し、

それがはみ出した眉のように見えて、

思わず、自分の眉がそうなってないか

鏡でチェックしつつ、

朝食会場へ。

郷土料理が並ぶビュッフェでたっぷり頂き

英気を養った後は、仕事スタート。

 

住民が待つ現場へ向かう途中、

このあたりの名産品だというレンコン池が

いたるところにありました。

関東の人間は、

レンコンと言えば茨城が浮かぶけど、

徳島の収穫量も日本で三番目らしく、

鳴門金時だけじゃないことを体感。

そうこうするうちに

乗車したタクシーは

のどかな漁港近くにやってきました。

目的地まであと少しだったので

ここで下車し、イメージカット用に撮影。

海岸沿いを歩いていくと、

やがて青い海に映える白い砂浜が。

目の前の海は

島がぽかりぽかり浮かぶ紀伊水道で、

実に穏やかな光景です。

バカンスモードに突入しそうになるのを

こらえながら、この後、

待ち合わせた住民たちに会いインタビュー、

ムービー撮影を無事終えました。

 

続いて向かった現場は、

吉野川越しに眉山が眺望できるエリア。

きらめく川面に一艘の船。

なにやら収穫している漁船のようで

聞けばこのあたりは、

スジアオノリの養殖が盛んなそうです。

 

この場所でも

インタビュー、ムービー撮影を行い、

最後にお世話になったにごあいさつして、

徳島での仕事がすべて終了。

 

徳島阿波おどり空港へ急ぎ向かうと、

こんな横断幕に迎えられたのでした。

どうやら

海外のご一行様が到着された直後のようで、

どさくさに紛れて

私もその中に入り、

ゆるキャラと一緒に

写真を撮ってもらったりして

東京行きの便に乗りました。

 

結局、モラリスさんの生涯を記した「孤愁」は、

読破どころか、

三分の一くらいまでしか

読めないままだったけど、

取材先では、

モラリスさんの話題は上らなかったので

結果オーライということで。

 

徳島レポートは、おしまい。

_________________________

2023年も今日で最後。

この拙いブログに

お付き合いいただいた方には

本当に感謝あるのみです照れ

心からありがとうございますびっくりマーク

くろみか