この日のフラワーアレンジメントレッスンは、

淡いカラーの花をふんわりまとめたブーケ、

「ナチュラルステムブーケ」制作でした。

なんとか形になったものの、

配られた花材が、

茎が折れていて短かったり、

元気がなくて花首が垂れっぱなしだったり、

肝心のラッピングペーパーが

寸足らずだったり・・・

という状態で、

ブーケ制作にとりかかる前から

やる気力がダウンしてたけれど、

「これでは・・・」と、

責任を感じた先生が

お花を買い足してくれて

難をしのいだ感じ看板持ち

 

最近、この手のやり取りが

増えてきました。

コロナや物価高の影響をもろに受けて、

フラワー業界においても

廃業する花農家が続出し、

花を用意するのも一苦労、

という状況はよくわかります。

でも、そんな背景を見せないように

生徒のやる気を奪うことなく備えるのが、

プロ意識だと思うんだがねぇ。

 

ないものを、あるように仕立てる、見せる。

創意と工夫で。

 

じゃないと、確実に人は離れていく。

そんなことを思いつつ、家に戻り、

先日ホテルから頂いた花を足したりして、

ダメージのある花々が目立たぬよう、

アレンジし直して、花瓶に飾りました。

そんなこんなで、今回は

いろいろ思うところのあった

レッスンとなったのでしたうさぎ