陛下が留学で取り組まれたテーマは「18世紀におけるテムズ川の水運の歴史」でありお書きになった論文のテーマは
"The Thames as highway :
a study of navigation and traffic
on the upper Thames in the eighteenth
century"
でありましたよ^_^
さて今日の記事のタイトルに掲げた本の紹介をしたいと思います。
彬子(あきこ)女王とは「髭の殿下」の愛称で国民から慕われた三笠宮家の故寬仁(ともひと)親王殿下の長女でいらっしゃいます。
👉「女王」とは皇室の身位で、皇室典範第6条で
両陛下のイギリス訪問の前、6月初旬に、ネットでこの本の存在を知り、陛下と同じマートン・コレッジに留学し、しかも「博士号」(Dr.Phil.)の学位もお取りになったこと、その留学記となるこの本がベストセラーだと知り、
ポチっとamazon で取り寄せて読んだものです。
皇族の留学とはいえ特別扱いが有ったわけではなく、苦労の連続で学位を取って帰国するまでの様子、本人の奮闘努力の様子が克明に描かれています。
イギリス滞在中の様々な指導教授達との縁、日英それぞれの友人達との繋がりそして何よりも一番親身になって応援下さった父親の故寬仁親王殿下の娘への愛情については心打たれました💦
タイトルの「赤と青のガウン」とは学内での正装がガウンの着用であった学生や教員の内、博士号を取得したものだけに着用が許されるものらしいです。
そして彬子女王殿下のオックスフォード留学時の研究テーマは海を渡った日本美術(北斎の浮世絵とか伊万里焼きとか)にもビックリ👀
英国で日本美術の研究をするとは大英博物館を擁する国ならではの研究テーマですね。
彬子女王の奮闘努力とそのお人柄に敬服致します^_^
皆さんにもお勧めの一冊ですよ😀
星の小屋にて