鬱陶しきもの 〜『船を編む』を観て辞書で探してみた言葉 | 星の小屋日記帳

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庭先に置いたキャンピングカーを「星の小屋」と名付けて憧れの小屋暮らしをしています。
星空観察、クラシック音楽鑑賞、歴史、自然観察、そして時々水彩画など多趣味な男のお喋りブログ、
話題の振幅の激しいノンジャンルの無国籍饒舌ワールドです(^^♪

大河ドラマのおかげで平安時代、平安文学が話題になっているからではありませんが、今日のお題は紫式部ならぬ清少納言の『枕草子』にある所謂「物尽くし」からインスパイアーされたもの。


👉「物尽くし」って「類聚的章段」と呼ばれて、有名なものは「春は曙〜 夏は夜〜」など清少納言の感性に触れたものを列挙し、主観的な解説を加えたものですよね^_^

ほら、「うつくしきもの 瓜に描きたる稚児の顔」なんてのもあったじゃない😸

「凄まじきもの 昼吠ゆる犬🐕」(キクじゃん)

というのもあった(笑



ということで、きよ姐さん(清少納言)をインスパイアーした今日のタイトルは「鬱陶しきもの」

👉何故姐さんと呼ぶか❓って僕より990歳くらい歳上だから(笑


先ず思いついたのがTV番組を観て思ったこの御仁てへぺろ


ちょっとネガな印象を語るので、その名は敢えて直接書きませんが、そのTV番組、『モーニングショー』、『ザワつく!金曜日』、『出川、○○、ホラン フシギの会』等に出演されている、国民栄誉賞を受けた偉大な父を持つ彼の方😺


ご本人は今「俳優」と称しているが、どうしても「お笑い」出のタレントとしか思えないグラサン


コメンテーターとしては数十回に一度くらい、いいこと言うなぁと思うことはあるけれど、よく世の中で言われる「○カ息子」とは思わないものの、ズッコケ発言が目立ち、まぁまぁな楽しいキャラだとは思うのだが、なんかあんまり好きになれないあのズッコケ感は何なのだろう❓と思い、出演しているのを見るとそっとチャンネルを回して(死語☠️)しまったりする👅

で、そのズッコケ感とは何と表現すれば良いのだろうと、ちょっと無い頭を巡らせて言葉を考えた😮‍💨うずまき

で、ふと思いついた言葉を(三浦しをんさんの)『舟を編む』じゃないが辞書で引いてみた。

 👉本屋大賞を取ったあの小説やNHKオンデマンドで何度も繰り返して観ているドラマが今我が家の大ブーム爆笑


「グルメチキンレース ゴチになります」のレギュラーメンバーとして出演していた頃よりも「池田エライザ」さんのファンになった❤️(笑

結局女性新メンバーにありがちの様に1年で「クビ」になったが、もっとちゃんと応援してあげるんだった(笑



で、リビングにある我が家唯一の「中型」国語辞典、講談社のカラー版『日本語大辞典』を手に持ったニヤリ


これは一ヶ店目の静岡時代、先輩の結婚式の引出物でもらった『広辞苑』(岩波書店)とは別に会社のデスク上に置いて使える様に本部ビル内の売店で購入したものだが退職に伴い自宅に持ち帰ったもの。家族には(掃除の時どかすにも)「重い❗️ムカムカ」と不評極まり無し⤵️


本部勤務の頃、デスク上に当時話題となっていた中型辞書の『大辞林』(三省堂です)を(そっと言いますが、「これ見よがしに」)置いて使っている先輩が居たチュー

 👉「これ見よがし」とは今風に言えば「意識高い系」を演じるという意ネ👅


この『日本語大辞典』は1989年(平成元年)が初版でその謳い文句は以下のものだった。

現代の生きた日本語を多角的に収めた大辞典

現代語を重視した,分りやすい解説と豊富な用例.8千字の漢字項目,9千の成句・ことわざ,6千点のカラ-写真と図解など,

画期的な内容をもつ現代人必備の辞典


ほぉ、と思い手に取って買った値段は「講談社の創業80周年特別定価」で6,800円でした。

(正価は7,300円ダッシュ)



そして何よりこの辞書の監修者には民族学者にして名著、『知的生産の技術』をお書きになった梅棹忠夫先生と偉大なる言語学者、国語学者にして金田一京助を父に持つ金田一春彦先生のお二人が上がっているではないですか❣️

買わずにはいられませんでした👅


思いっきりミーハーで見栄張りな僕は『大辞林』とは全く違って目立つ外観のこの辞書をオフィスの机上に鎮座して頂いたという訳爆笑


 👉この辞書で上記「ミーハー」を引いたら「みいはあ」という見出し語になっており、語釈には「みいちゃんはあちゃんの略」とあったダッシュムカムカピリピリ爆笑

そのココロは⬇︎の写真(左上部)をご参照。




話は大きく戻ります💦

今日のタイトル『鬱陶しきもの』という「物尽くし」風の記事で書きかけた、あのズッコケ発言が目立つお坊ちゃんタレントさんのその「ズッコケ感」とは別な言葉でどう表現すれば良いのだろうかと、この辞書を手に取って探した言葉は

⬇︎コレでした👅


そう、『鬱陶しい」だ爆笑

あの人のズッコケ感って笑いピリピリダッシュ


語釈を見ると、3番目には「煩わしい。うるさい。bother(英語まで出ている👀)」とあります‼️


そうね、煩わしいんだ、あの人って思ったというお話。

辞書で調べた時、ドラマで出て来た様な紙質の「ぬめり感」(笑)は特には(僕にはだけど)感じなかった👅


そしてドラマや小説ではやはり重要ポイントであった「重さ」も最初に書いた様に家族には不評で、この時も片手で持つには重過ぎた💦


やはりドラマで気にしていた辞書の厚さが製本機の限界である8cm以内であるのか気になって定規📏を取り出して計ってみたら見事に8cm弱であり業界の事情をキチンとリサーチした小説であることにもちょっと感動した^_^




それで続けます。『枕草子』風の僕の「物尽くし記事」


鬱陶しきもの。それは○茂さん。

そして次に続くのはこんな煩わしい記事を書いたまずるかさん❗️(笑


だってここまで書くのにマイブームの小説、ドラマ、映画である『舟を編む』まで態々引っ張って来たりして笑い泣き


鬱陶しさ続きで次の無駄口二つを付け加えたい。


その1 上述のTV番組「ザワつく!金曜日」の出演者ではやはり有名一族のご令嬢の「ち○子」さんのあの攻撃的(口撃❓)発言も苦手だガーン

口撃と言えば同じ様に、時として出川さんとか○茂さんを大声で叱りつける「フシギの会」のホラン千秋さんの方がサッパリ感(ナンジャそれ❓)があって悪い感じはしない👅


その2  本屋大賞を取った『舟を編む』の著者、三浦しをんさんの直木三十五賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』では『舟を編む』同様に一風変わった特異な登場人物達に溢れるが、『舟を編む』では読んでいて暖かな気持ちになる登場人物達の情熱や幸福を感じるのと比較すると『まほろ駅前〜』ではやはり特異な登場人物が時に鬱陶しくなってきて読む者の心を塞ぐ様なこともあったのとは大違いだてへぺろ


一体今日は、○茂さんの鬱陶しさを描きたかったのか、マイブームの『舟を編む〜わたし辞書を作ります』の感想記事を書きたかったのか、相変わらず鬱陶しさ満載の記事になりましたが、ここまでと致しますパー


最後に

養老にお住まいの同い歳のブロ友、Josko_SKさん(ヨシュコさんとお読みするそうです)、

ある日のコメで大変興味深いドラマ『舟を編む〜わたし辞書を作ります』を教えて頂きありがとうございました‼️


NHKオンデマンドで毎日繰り返し(笑)視聴するは、小説はポチするは、映画はamazon prime videoで観るは、壺と言うか、もはや沼に嵌っております爆笑

ありがとうございました^_^


『2024年まずるか的流行語大賞』というものがあるならば、既に「舟を編む』はノミネートされていることでしょう^_^


ドラマ内の印象的な台詞ではありますが、何か物言ったり、文章を書いたりする時、自分の思いを誰かに伝えたいという時には、言葉の大海原に乗り出して行く安心で頼もしい舟になるのですね。辞書って🤙✌️



星の小屋にて{emoji:キラキラ}