カンサンスに初めて伺ったのは、2011年8月。
あれから5年。
最高に美味しい料理とワインペアリングの楽しさを教えてもらい、
超古酒のアマレットクイズに正解し、
素敵な人と巡り会い、
予約日を間違えてしまったり、
結婚記念日を迎えたり、
白金台から御殿山に移転したり、
誕生日を祝ってもらったり、
新築祝いをしたり…思い出いっぱいのカンテサンス。
そこには、いつもマネージャーの小澤さんがいた。
そんな彼に会えなくなる。
7月で退社されることになり、6月のディナーが小澤さんのいるカンテサンスに伺う最後となった。
寂しくて仕方がなかった6月のカンテサンスディナー。
どこに行ってしまうのか…。
すると、
「また、すぐに会えますから!」と彼が微笑んだ。
彼は、自分が通いたいお店を作るそうだ。
安心したところで、今回も最高のワインと料理のマリアージュを堪能。
季節ごとの山羊乳の違いが楽しい、スペシャリテ、”塩とオリーブ油が主役 山羊乳のバヴァロワ”は
この時期瑞々しくフレッシュな味わい。いつもながら美味しい。
”仔牛とフォアグラ 島らっきょう 黒にんにく”は、赤ちゃんの肌のように桜色に染まる仔牛が
脂抜きをし旨みを凝縮したなめらかなフォアグラと香ばしくとろける焼きナスを包み込んでいる。
島らっしょうのマリネと黒にんにくが深みを加えたソースで、なんとも言えない味わい。
口の中で、いろいろな味わいが広がり最高に美味しかった。
”アーティショーのベニエと穴子”は、ちょうどクリッとなる大きさに拘ったという穴子の
ぶりっとした食感が楽しく、ほっくりとしたアーティショーのベニエとの相性も素晴らしかった。
最後に、岸田シェフと小澤マネージャーと一緒に写真撮影。
やっぱり、ちょっと寂しいけれどこれからカンテサンスがどう変わっていくのか楽しみです。