台風一過のドピーカンを期待してホテルの窓のカーテンを恐る恐る開けてみると…
天気予報に反して雲の切れ間から久しぶりに日差しが差し込む気配に、徐に窓にへばりつくように外を覗き込めば、希望の光が幻想的に差し込んでいる。


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神のご加護に感謝しながら、撮影のロケハンを兼ねて海沿いを暫し散策する。その昔毎週末この辺りに繰り出して、鴨川の波と格闘した俄かサーファー時代を想う。
あの頃、ご一緒した栗色のロン毛の姫は、母となり幸せに暮らしているだろうか!?
短時間で青春時代の思い出のシーンを走馬灯の如く巡らせながら、懐かしいシーワールド前に到着。
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と、先ほどから怪しい空模様が急変し、過ぎ去ったはずの台風が復活したかのような激しい土砂降りが…

傘も持たず浮かれて徘徊していた小生は、逃げ場もなく、無防備で雨&風に激しく打たれ、ずぶ濡れで暫しシャチを見上げてその場に立ち尽くす。

やがて徐々に風、雨共に静まった間隙を縫って、ホテルへ小走りに向かう。

ホテルに到着するや、濡れて冷え切った老体を露天温泉でじっくりと温め、取材クルーの姫達とヘルシーでボリューミィな朝食を頂く。


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朝食後に、俄かに襲う睡魔に負け、暫し微睡んだ後に取材クルーに別れを告げ、独りガラガラの高速バスで、強まる風雨の中を江戸を目指す。

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