大阪では、所謂江戸のタヌキそばは存在しないことが判明。それでは、赤いキツネと緑のタヌキの存在は浪花では、どうなっているの?等と自問自答しながら、梅田の外れでその存在感示す超ラグジュアリーなホテルに到着。
薄暗がりの高級感溢れる車寄せの先の重厚な扉を開ければ、マホガニーを基調としたクラシックな回廊が迎えてくれる。絨毯を踏みしめて回廊からロビーに向かうと、やがて解放的な空間が広がり、天井からは切なさく煌びやかな明かりを灯す、絢爛豪華なシャンデリアが幾重にも繋がる。
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英国の古式ゆかしき邸宅の佇まいをイメージした、質感溢れる空間は、六本木ミッドタウンに入居するホテルと同系列とは想像出来ない程、両者の落差が甚だしい。共通点を強いて一つだけ挙げさせて頂けば、さき程からから公害的に囂しい年配のご婦人の群れ。出産後七、八年後辺りから俄かに変貌を遂げ、平日ランドマーク的スポットに群がるこの珍獣は、どうやら古今東西共通らしい。

気を取り直して、待ち合わせのスタッフと合流し、メインのバーに移動へ移動。順調に撮影と取材を終えた小生はスタッフとホテルに別れを告げ、何故か独り京都へ向かう。

やがて、俄かに小雨が降り出した京都駅の片隅で、待ち合わせのとある新妻と落ち合う。一目を忍ぶ軽いハぐの後、一本の傘に身を寄せ合って、五分程移動し、最近オープンしたてのビストロへで乾杯。

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江戸の某出版社を退社し、京都の老舗菓子店に嫁いだ彼女と、互いの近況話に花が咲く。
悩み多き新妻様も半年程の新婚生活を経て、少しずつ馴染んで来ているようで、表情も明るく会話も弾む。
やがて無情にも一時間半の制限時間はあっという間に過ぎ去り、小雨に煙る京都駅でまたもや一目を避けて軽いハぐをして、新幹線ホームへ向かう。途中、ずっと見送ってくれてる彼女を、何度も何度も振り返りながら…


終電が程近い時間帯にしては、珍しく空席目立つ列車に揺られ、俄かに効いて来たワインの酔いに暫し微睡む。時折目覚めた小生を、窓際に鎮座するアヒル姫が見守ってくれてるいる。
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因みにこのアヒルは、先ほど取材したホテルのマスコット的存在のひな祭り版。
一羽何と、\1050也ラブラブ!