こんにちは。アダルトチルドレン専門カウンセラーの、松山功子です。
距離の遠い人、関係の薄い人には、普通に接することができるのに、
友達や恋人、伴侶など、近しい人に限って、ささいなことで、イライラし、怒りをぶつけてしまう。
自分でも、どうにもならないほどの激しい怒りが出て、
暴言を吐いたり、暴力を振るってしまったりして、本当は大切なはずの相手を傷つけてしまう。
このパターンを繰り返している。どうにかしたい。
こんなお悩みはありませんか?
これは、アダルトチルドレンや、愛着のテーマをお持ちの方には、よく起こることです。
なぜ、近しい相手、本当は大切なはずの相手に限って、このようなことが起こるのでしょうか?
それは、幼少の時に、親(養育者)に、安心して、甘えたり、頼ったり、わがままを言ったり、できなかったから。
本当は、どんな子どもでも、そうであるように、普通に、安心して、親に甘えたり、頼ったり、したかったのです。
でも、とてもそんなことができる環境ではなかった。
だから、子どもらしく、甘えたり、頼ったりしたい気持ち。そうできない悔しさ、怒り、さみしさ、悲しみ、無念さなどを、必死で押し殺して、抑圧してきました。
そうするしか、なかったのです。
大人になって、心を許せる相手(友達、恋人、伴侶など)ができた時、この抑圧した思いが、無意識に、一気に噴出します。
ずっと、何十年も抑圧してきたのですから、エネルギーが溜まりに溜まっています。
すさまじい怒り、くやしさ、無念さ、悲しみ。
カンタンに、その激しい感情に、乗っ取られます。
そして、地雷が爆発するように、怒り狂い、暴言を吐いたり、力に訴えたりして、大切な相手を、傷つけてしまうのです。
本当は、親に、ぶつけたかった思い。
でも、無意識のうちに、本当は無関係なはずの、心を許している、友達・恋人・伴侶に、ぶつけてしまうのです。
ぶつけられた方は、たまったものではありません。
何かやってしまったかもしれないこと(きっかけ)と、やられること(怒り、暴言など)が、全然釣り合わないのです。
まさに、八つ当たり。
それも、一度や二度では、済みません。何度も何度も、何年も、繰り返されるのです。
「相手のやることなすこと、何もかも気に入らない」となることすら、あります。
どんなに、愛をもって理解しようと努めてくれる相手であっても、限度があります。
やがて、自分と自分の人生を守るために、去って行きます。
こんな悲しいことになりやすいんですね。
でも、今この記事を読んで、何が起きているかが、見えてきたと思います。
無意識のパターンから、自由になるチャンスです。
次回、
・ではどうしたらいいか?
・こういったテーマについて、カウンセリングでは、どのような取り組みをしているか?
お話しますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。



エゾリスもお参りしてました(笑)
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