広島から車で約7時間。
はるばる長崎県は『島原城』にやってきました!
島原城は、1616年(元和2年)に島原藩主となった松倉重政が7年の歳月をかけて完成させた城で、層塔型の五重天守と11基もの櫓が配置された立派な城郭となっていました。
しかし、当時、4万石しかなかった松倉家には分不相応な城であり、築城のため領民に多大な賦役を課したことが、「島原の乱」を引き起こした要因の一つとなったことはよく知られています。
現在は、島原城跡公園として整備され、コンクリート造の五重天守のほか、西の櫓、巽櫓、丑寅櫓等が復興されています。
時間の都合により、2日間に分けて攻城することにし、今日は家族と天守閣のみ見学し、明日、私一人で天守閣以外をゆっくりと散策する予定です。
島原城に到着しました。天守閣のすぐ傍が駐車場になっています。
島原城由来。“四万石の大名には過分の城”とは書かれていますが、これは“新興大名の意気込み”とされていて、島原の乱を引き起こした要因となったこと等のマイナスな面は書かれていません。
ここは、最上階の展望所です。天守閣の内部には、キリシタン関連の資料が多く展示してありました(写真なし)。
天守閣からの眺望。こちらは西方面です。
東方面です。正面に島原駅(櫓風の建物)、その向こうには有明海が広がっています。
北方面です。青っぽい建物があるのが二の丸。その向こうに見える学校が三の丸だった場所です。
天守閣から出ました。島原城の天守閣には、入口の他に出口があります。
「御馬見所」は、幕末の藩主が藩士の訓練状況を見るために使われていた建物で、三の丸にあったものを移築したそうです。
駐車場方面に戻ると、西の櫓が建っています。
今日はここで引き上げ、一旦ホテルに向かいます。また明日、他の部分を散策する予定です。
つづく。