![時間はケータイで見る? 時計で?](https://stat.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
ミネルバもZに応えるように接近する。
「ミネルバ・・・やっぱり君はマジンガーZの・・・」
安堵の表情を浮かべる甲児。
しかし、ミネルバは久々の再会を喜ぶために近づいたのではなかった。
ミネルバの左指先の爪が伸び、妖しく光を反射する。
「あっ、甲児くん!下がって!」
さやかの叫びも空しく、鋭利な爪がZの腹部に突き刺さる。
「うわーっ!」
傷口からオイルが鮮血のように噴き出だす。
「ミネルバ・・・君は一体なにを・・・うわっ!」
腹部を押さえながら立つZの顔面に右手でパンチ。
仰向けに倒れるZを見下ろし、口元を歪めて笑う。
ぞっとするような美しさをたたえながら・・・
「ミネルバ・・・やっぱり君はマジンガーZの・・・」
安堵の表情を浮かべる甲児。
しかし、ミネルバは久々の再会を喜ぶために近づいたのではなかった。
ミネルバの左指先の爪が伸び、妖しく光を反射する。
「あっ、甲児くん!下がって!」
さやかの叫びも空しく、鋭利な爪がZの腹部に突き刺さる。
「うわーっ!」
傷口からオイルが鮮血のように噴き出だす。
「ミネルバ・・・君は一体なにを・・・うわっ!」
腹部を押さえながら立つZの顔面に右手でパンチ。
仰向けに倒れるZを見下ろし、口元を歪めて笑う。
ぞっとするような美しさをたたえながら・・・
「甲児くん!ミネルバはもう昔の彼女じゃないわ!戦って!」
コントロールタワーのマイクをつかんで絶叫するさやか。
「うるさい!黙ってろ!」
さやかの想いは甲児には届かない。
『甲児くん・・・』
Zに馬乗りになって首を絞めるミネルバ。
あくまでも彼女の目が覚めるのを待ち、無抵抗の甲児。
それを涙を浮かべながら見つめるさやか。
しばらく黙って眺めていたさやかだが、もう限界だった。
ヘルメットを掴み、コントロールタワーを出て行こうとする。
「さやか」
今まで無言だった弓教授が声をかける。
「お父様、止めてもムダよ。わたしはZを守るわ」
「命を懸けてでも相手を守る。それが本当のパートナーだ」
「お父様・・・」
「ダイアナンAにはミネルバXのテクノロジーも活かされているんだ。それを忘れるな」
「はい!」
パイロットスーツを翻して出撃していくさやか。
【続く】