火鉢で炊いたおぜんざい | 奈良が大好きな京都のオバハンのブログ

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嬉しいなぁ(^-^)



この間、妹と喋っていて

お婆ちゃんが火鉢で炊いた
おぜんざいの話になり

今から思えば

火鉢のとろ火で
コトコト煮た小豆で作る

おぜんざいはご馳走なんだけど
小さな頃は甘い物が
嫌いだったオバハン

そのおぜんざいを食べるのが

それは、それは苦痛だった

そう話せば妹は

「嫌いやったら断わりゃ
良かったのに あたしは食べた
記憶ないし断ってたんやろな」

確かに妹の言うように
断ればいい話なんだけど

とっておきの物でも
出すかのようにニコニコと

「おぜんざい食べ」って言う
お婆ちゃんに

子供心ながら
無下に断れなくって

「じゃあ。。ちょっとだけ」

そう言ってしまい
甘っ。。って食べてたのは

ずっーと覚えてる

きっぱり断った妹

祖母に忖度して食べたあたし

どっちが正しいとか
どっちが優しいとか

そういう問題ではなくって

こういうところは

その後に形成される性格に
ちゃんと表れる

あたしもホンマに嫌な事は
ちゃんと断るけど

妹は相手がどんなに好意的でも
きっぱり断る

あたしは相手が好意的だったら
躊躇してしまう

結果、断ることになっても

ちょっと葛藤があり

妹みたく即答とはいかない

そういう時に何故か
祖母のおぜんざいが浮かぶ

今ならご馳走なんだけどな